武田玲奈「『これは落ちる』と思わせる女性に」 狙ったオトコを100％強奪する探偵役に挑む
2024年4月13日（土）11時0分 マイナビニュース
女優の武田玲奈が、ABCテレビ・テレビ朝日のドラマ『あなたの恋人、強奪します。』(ABCテレビ：14日スタート毎週日曜23:55〜、テレビ朝日：13日スタート毎週土曜26:30〜、TVer・ABEMAで見逃し配信あり、ほか地域でも放送予定) で主演を務める。永嶋恵美氏による恋愛ミステリー『泥棒猫ヒナコの事件簿』シリーズを実写化する同作は、浮気、DV、モラハラなどによるクズな男性との恋愛トラブルを“強奪”という手段で解決し、助けを求める女性にそっと幸せを運ぶ痛快略奪エンターテインメント。
容姿から性格、声色までも変幻自在に操り、狙ったオトコを100％の確率で落とす探偵事務所・オフィスCATの社長で泥棒猫の皆実雛子＝ヒナコを演じる武田。今作の見どころや役どころ、女優デビュー10年目に突入する現在の心境を語った。
○原作で印象に残った主人公の台詞
——武田さんは原作小説を数年前から呼んでいたということですが、原作の印象を教えてください。
女性のお悩みを聞きながら相手を強奪していく、別れさせ屋とはまた違う新たなジャンルの物語だなと。ヒナコの台詞の一つひとつがすごく刺さって、考え方が素敵だなと思いました。
——特に印象に残っている物語はありますか。
リストカットしている依頼者の女の子が、「リストカットは悪いことだからやめなきゃ」とぽろっと言ったときに、「どうしてやめるの? それをしないとあなたは生きられなかったんでしょ? じゃんじゃん切りなさいとまでは言わないけど、生きるために必要なことは悪いことじゃないのよ」と説いていて、既成概念にとらわれていない考え方にはっとさせられました。普通なら有無を言わさず「やめなさい」と止めるようなことを別の視点から捉えたヒナコの言葉に、依頼者も救われていたので、そんな考えもあるんだ、と。
——ヒナコは「狙ったオトコを100％の確率で落とす」というテクニックを持った役どころですが、どう役作りをしていったか教えてください。
依頼者の彼氏や強奪対象のタイプを的確に当てていく、ヒナコの“人を見る能力”をしっかり伝えられたらと思いました。落とすために扮装したときは普段のヒナコと180度違った姿になるので、「これは確かに落ちるよね」と思っていただける女性になれたらと。あざとい女性からオトナな女性、はたまたロックな女性まで、振り幅が大きくて大変ではありましたが、やりがいも大きかったです。
○渡邊圭祐・渡邉美穂のおかげで和気あいあいとした現場に
——今作には、ヒナコの頼れる相棒・浅沼陽介役で渡邊圭祐さん、ヒナコに依頼したことで人生の転機を迎えていく早川梨沙役で渡邉美穂さんが出演されます。先ほど二人に武田さんの印象を聞いたところ、そろって“冷静”と仰っていました。
そうなんですね!(笑)。確かに仕事の現場ではしゃぐタイプではないので、冷静ではあると思います。
——武田さんから見たお二人の印象を教えてください。
圭祐さんは年齢的には年上でお兄さんなのですが、親しみやすい方で、誰とでも気軽にお話しできるところが素敵だと思います。美穂ちゃんもハッピーなオーラをまとったすごく明るい方で、はじめましてとは思えないくらい話しやすかったです。お二人が現場にいてくれたおかげで、楽しくて和気あいあいとした現場になったので助かりました。
○女優デビュー10年目突入「お芝居に出会って良かった」
——続いて武田さんについてもお話をお伺いします。武田さんは2015年公開の映画『暗殺教室』でデビューを果たし、今年の春で女優業10年目に突入されます。当時と心境の変化はありますか。
始めた頃は特に映画やドラマのお仕事をしたいと考えていたわけではなかったのですが、初めて映画の撮影を経験したときに、「楽しい、もっとやってみたい」と感じて。その思いが今までつながって、いろんな作品に、いろんな役、いろんな考え方に出会って、どんどん視野が広がることで自分自身も成長できました。あのとき、お芝居に出会って良かったなと思っています。今はお芝居が一番やりたいお仕事になりました。
——今後演じたい役を教えてください。
最初の頃はか弱い女性の役が多かったので、その真逆の強い女性をたくさん演じたいです。
——最後に、今作の見どころをアピールしてください。
私が演じるヒナコが、別れさせ屋とはまた違う、“恋人を強奪する”という新しいサービスで、依頼人の女性の悩み解決を目標に、クズ男やダメ男を強奪していく、爽快感あふれるストーリーになっています。私はヒナコのルールや常識に縛られない自由な考え方や、大事なものに気付かせてくれる考え方が好きなのですが、そんな思想が台詞に散りばめられているので、見てくださる方々のお悩みのヒントになるような言葉もたくさんあると思います。そこも楽しんでいただけたらうれしいです。
■武田玲奈
1997年7月27日生まれ。福島県出身。B型。雑誌『Popteen』レギュラーモデルとして芸能活動をスタートし、2016年4月から2021年1月まで『non-no』専属モデルを務めた。2015年3月公開の映画『暗殺教室』で女優デビューを果たし、近年の出演作にはドラマ『おいハンサム!!』、『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』、『消しゴムをくれた女子を好きになった。』、『あなたがしてくれなくても』、『育休刑事』など。4月クールは『あなたの恋人、強奪します。』(ABCテレビ、テレビ朝日)、『おいハンサム!! 2』(東海テレビ・フジテレビ系)に出演する。
■スタイリスト：小林美月、■ヘアメイク：ken nagasaka、■衣装：ドレス RUMCHE(ブランドニュース)、シャツNaNoArt(ジョワイユ)、スカート08sircus (08ブック)、靴 GIABORGHINI(RADIMO)、左手中指のリング・右手人差し指のリングともにPRMAL、右手薬指のリング・左耳のイヤーカフ ともにPLUIE(プリュイ△トウキョウ)、右耳のピアスMARIA△BLACK△×CINOH△for△Demi-Luxe△BEAMS(モールド)、その他スタイリスト私物
容姿から性格、声色までも変幻自在に操り、狙ったオトコを100％の確率で落とす探偵事務所・オフィスCATの社長で泥棒猫の皆実雛子＝ヒナコを演じる武田。今作の見どころや役どころ、女優デビュー10年目に突入する現在の心境を語った。
○原作で印象に残った主人公の台詞
——武田さんは原作小説を数年前から呼んでいたということですが、原作の印象を教えてください。
女性のお悩みを聞きながら相手を強奪していく、別れさせ屋とはまた違う新たなジャンルの物語だなと。ヒナコの台詞の一つひとつがすごく刺さって、考え方が素敵だなと思いました。
——特に印象に残っている物語はありますか。
リストカットしている依頼者の女の子が、「リストカットは悪いことだからやめなきゃ」とぽろっと言ったときに、「どうしてやめるの? それをしないとあなたは生きられなかったんでしょ? じゃんじゃん切りなさいとまでは言わないけど、生きるために必要なことは悪いことじゃないのよ」と説いていて、既成概念にとらわれていない考え方にはっとさせられました。普通なら有無を言わさず「やめなさい」と止めるようなことを別の視点から捉えたヒナコの言葉に、依頼者も救われていたので、そんな考えもあるんだ、と。
——ヒナコは「狙ったオトコを100％の確率で落とす」というテクニックを持った役どころですが、どう役作りをしていったか教えてください。
依頼者の彼氏や強奪対象のタイプを的確に当てていく、ヒナコの“人を見る能力”をしっかり伝えられたらと思いました。落とすために扮装したときは普段のヒナコと180度違った姿になるので、「これは確かに落ちるよね」と思っていただける女性になれたらと。あざとい女性からオトナな女性、はたまたロックな女性まで、振り幅が大きくて大変ではありましたが、やりがいも大きかったです。
○渡邊圭祐・渡邉美穂のおかげで和気あいあいとした現場に
——今作には、ヒナコの頼れる相棒・浅沼陽介役で渡邊圭祐さん、ヒナコに依頼したことで人生の転機を迎えていく早川梨沙役で渡邉美穂さんが出演されます。先ほど二人に武田さんの印象を聞いたところ、そろって“冷静”と仰っていました。
そうなんですね!(笑)。確かに仕事の現場ではしゃぐタイプではないので、冷静ではあると思います。
——武田さんから見たお二人の印象を教えてください。
圭祐さんは年齢的には年上でお兄さんなのですが、親しみやすい方で、誰とでも気軽にお話しできるところが素敵だと思います。美穂ちゃんもハッピーなオーラをまとったすごく明るい方で、はじめましてとは思えないくらい話しやすかったです。お二人が現場にいてくれたおかげで、楽しくて和気あいあいとした現場になったので助かりました。
○女優デビュー10年目突入「お芝居に出会って良かった」
——続いて武田さんについてもお話をお伺いします。武田さんは2015年公開の映画『暗殺教室』でデビューを果たし、今年の春で女優業10年目に突入されます。当時と心境の変化はありますか。
始めた頃は特に映画やドラマのお仕事をしたいと考えていたわけではなかったのですが、初めて映画の撮影を経験したときに、「楽しい、もっとやってみたい」と感じて。その思いが今までつながって、いろんな作品に、いろんな役、いろんな考え方に出会って、どんどん視野が広がることで自分自身も成長できました。あのとき、お芝居に出会って良かったなと思っています。今はお芝居が一番やりたいお仕事になりました。
——今後演じたい役を教えてください。
最初の頃はか弱い女性の役が多かったので、その真逆の強い女性をたくさん演じたいです。
——最後に、今作の見どころをアピールしてください。
私が演じるヒナコが、別れさせ屋とはまた違う、“恋人を強奪する”という新しいサービスで、依頼人の女性の悩み解決を目標に、クズ男やダメ男を強奪していく、爽快感あふれるストーリーになっています。私はヒナコのルールや常識に縛られない自由な考え方や、大事なものに気付かせてくれる考え方が好きなのですが、そんな思想が台詞に散りばめられているので、見てくださる方々のお悩みのヒントになるような言葉もたくさんあると思います。そこも楽しんでいただけたらうれしいです。
■武田玲奈
1997年7月27日生まれ。福島県出身。B型。雑誌『Popteen』レギュラーモデルとして芸能活動をスタートし、2016年4月から2021年1月まで『non-no』専属モデルを務めた。2015年3月公開の映画『暗殺教室』で女優デビューを果たし、近年の出演作にはドラマ『おいハンサム!!』、『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』、『消しゴムをくれた女子を好きになった。』、『あなたがしてくれなくても』、『育休刑事』など。4月クールは『あなたの恋人、強奪します。』(ABCテレビ、テレビ朝日)、『おいハンサム!! 2』(東海テレビ・フジテレビ系)に出演する。
■スタイリスト：小林美月、■ヘアメイク：ken nagasaka、■衣装：ドレス RUMCHE(ブランドニュース)、シャツNaNoArt(ジョワイユ)、スカート08sircus (08ブック)、靴 GIABORGHINI(RADIMO)、左手中指のリング・右手人差し指のリングともにPRMAL、右手薬指のリング・左耳のイヤーカフ ともにPLUIE(プリュイ△トウキョウ)、右耳のピアスMARIA△BLACK△×CINOH△for△Demi-Luxe△BEAMS(モールド)、その他スタイリスト私物
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