木村カエラ、結婚生活長続きの秘訣は?「自分とは違うところを認めてあげられればいい」子育ての幸せ時間も明かす

2024年4月16日(火)12時0分 ABEMA TIMES

 木村カエラの新曲「DAHLIA」が、ABEMAオリジナル恋愛番組『私たち結婚しました 5』の主題歌に起用されている。カエラ自身も4月12日放送のスタジオに登場し番組を盛り上げ、翌16日放送にも2週連続で出演する。

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 ABEMA TIMESでは収録現場でカエラを直撃し、書き下ろし楽曲「DAHLIA」で表現したかったこと、さらに結婚生活を続ける上で大切にしていることや、子育てについてなども聞いた。

“本当にこれ番組だっけ?”って錯覚する

——堀未央奈さんと百瀬拓実さん、白間美瑠さんと永田崇人さんという芸能人夫婦2組の結婚生活をスタジオでご覧になっていかがでしたか?

2組は本当に恋をしているような感じに見えました。結婚したての初々しさに、キュンキュンしましたね。少女漫画を読んでいる感覚があるというか。人がいちゃいちゃしている姿はなかなか見る機会がないので(笑)、新鮮でした。

——しかも芸能人同士ですし。

そうですね。美男美女でね。こっちまでドキドキしました。

——具体的に聞くと白間さん、永田さん夫婦の印象は?

永田さんが30歳、白間さんが26歳で、結婚適齢期といえる2人で、その2人だからこその距離の縮め方だったり、趣味が似ているところだったりが、新婚夫婦に見えました。“本当にこれ番組だっけ?”って錯覚するような瞬間が何度かありました。

——一方の堀さん、百瀬さん夫婦は百瀬さんが6歳年下という年齢差です。

2人はとっても初々しかったですね。あと、面白い(笑)。2人でしか作れない、独特な世界観があるなって。よくこんなに波長の合う不思議な2人が繋がったなって、ただただ感心しました。

——カエラさんがスタジオでご覧になった回で、印象に残っている場面は?

白間さん、永田さん夫婦なんですけど、スキーに向かう時に、車中泊をしていて。それまでは、永田さんが白間さんを引っ張っているイメージがあったんですけど、車内の中で、永田さんが甘えている姿を見た時に、“本当にこれ見ていいのかな”と照れ臭くなりました(笑)。あと壁ドンは知っていたんですけど、雪ドンもあるんだって勉強になりましたね。一方で「雪ドンって何?」みたいにスタジオは盛り上がっていました(笑)。

カップルの恋愛とはまた違う、“夫婦ラブソング”が作れたら

——カエラさんは2010年に結婚されましたが、番組を見ていて、新婚の頃を思い出すようなこと瞬間はありましたか?

付き合って、好き同士で結婚して、“結婚って何なんだろう”といろんなことを考え、経験しながら、今に至るわけですけど、結婚当初ってやっぱり初々しさがあると思うんです。なので、懐かしさを感じる部分はありました。

——カエラさんが、結婚生活を継続する上で大切にしていることはなんですか?

今回、書き下ろした「DAHLIA」の歌詞にその考えを落としこんだんですが、<二人は同じじゃない>ということです。付き合っている時は、“お互いにわかりあわないと”とか、“自分のことを理解して”など、そういうことでぶつかって喧嘩することも多々あると思うんですけど、結婚生活を続ける上で大事にしなくちゃいけないことは、2人は違うってこと。お互いが良い意味で自由でいるべきというか。それが、上手くいくコツだと思っています。

——無理に合わせるのではなく、お互いを尊重するというか。

全部自分に合わせてもらわなくてもいいし、合わせなくてもいいと思うんです。その感覚をお互いが大切に持っていると、無理なく長く一緒にいられるというか。自分とは違うところを、認めてあげられればいいのかなって。

——「DAHLIA」はカエラさんの結婚観を描いた楽曲になっているということですね。

そうですね。付き合っているカップルの恋愛を描くのとはまた違う、“夫婦ラブソング”が作れたらというか。そんな視点で歌詞を書きました。

——プライベートでは、2人のお子さんを育てられていますが、子供を教育する上で大切にしていることはありますか?

私が1番大事にしていることは「どんな人も平等である」ということです。人を見下したり、偉ぶったりすることはしないように、日々、伝えています。どんな人にも気持ちがあって、その人なりの経験がある。外見だけでは判断できないことが世界にはたくさんあるから、その人のことを自分の感覚だけで判断してはいけないと話してます。「近くで困っている人が助けなくちゃいけない」「そうすればいつか自分にも親切が返ってくる」「人に優しくできる子でいてね」って。全部基本的なことなんですけどね。

——大切なことだと思います。それはカエラさんがご両親に言い続けられたことですか?

そういうわけでもないんですけど、言われてみたら、私の親は誰と接していてもいつも同じように明るく振る舞うんです。「カエラちゃんのママっていつも明るいよね」「誰に対しても優しいよね」って言われたことがあるんですけど、今思うと、それってすごいことだなって。私は子供なので、母親の違う一面も当然知っているじゃないですか。でも、人に元気な姿を見せ続けていたというのは、人に対しての思いやりからきているんだなって。そういう意味で、なんとなく親の姿は自分の中で大切にしていますね。

カエラが語る子供との時間「そんなやり取りが自分にとってすごく幸せ」

——子育てをする上で、子供から気づかされるようなことはありますか?

子供から気づかされることはすごくあって、むしろそれを毎日の楽しみにしています。子供って、物事の捉え方もそうですし、言葉の感覚も、すごく面白い。子供が気になることは、自分にとってもすごく刺激的です。

母親をしながら仕事をしていると、謎にイライラしちゃう時がある。言葉が強くなってしまうというか。そういう時、子供に「何で怒っているの?」とふと言われることがあります。そうすると、そのイライラが瞬時になくなるんですよ。子供がいることによって、幸せな時間がすごく多くなっている気がしています。ダメな自分にも気づかせてくれて、すごく感謝しています。

——鏡のようになっているんですね。

実はよく子供たちに「人の気持ちは風邪みたいにうつるから、イライラしちゃダメだよ」って言っているんですよ。でも実際は自分がイライラしちゃっている…「うつるうつる!」って言われて「ごめん! 直す! 直らない!」みたいな繰り返しなんですけど(笑)、そんなやり取りが自分にとってすごく幸せな時間なんです。

——プライベートなお話をありがとうございます。最後にカエラさんが考える番組の見どころを、改めて教えてください。

今回、スタジオに呼んでもらってすっごい面白かったです。何が見どころって、やっぱり人と人の距離が縮まっていく姿。“これ現実だっけ?”と脳がパニックになるあの感覚が私は面白いと思っています。

「これ番組終わったら、付き合っちゃうんじゃないの?」って思ったりもしたんですけど、そういう夫婦は今までいなかったみたい…だからこそ、特に今回のみーちゃんとたーちゃん(白間と永田の番組内での呼び名)は付き合っちゃうんじゃないのって期待しちゃってます(笑)…!

取材・テキスト:中山洋平、撮影:You Ishii

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