the GazettEメンバー、REITAさん追悼「安心して毎回天国からライブに来いよ」【コメント全文】

2024年4月17日(水)19時34分 オリコン

the GazettE、ベーシストのREITAさん死去にメンバーがコメントを発表

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 the GazettEの公式サイトが17日に更新され、16日に訃報が伝えられたベーシストのREITAさんへのメンバーからの追悼コメントが掲載された。

 the GazettEは2002年3月に結成。都内を中心に精力的にライブ活動を続け、06年に初の日本武道館公演、アリーナ公演を経て2010年に東京ドーム公演を実施。11年以降は多ジャンル参加の大型フェスにも積極的に参加し、13年には自身初のワールドツアー行う。その後活動の規模を拡大し、世界13ヶ国22都市で人気を集めた。REITAさんは5月27日生まれ。

 16日にサイトが更新され「弊社所属、the GazettEのベーシストREITAが令和6年4月15日に永眠いたしました。いつも温かく応援してくださったファンの皆様、これまでお世話になりました多くの関係者の皆様には生前のご厚意に心より感謝申し上げます」と報告。「バンドに対し熱い想いで活動をしてきた彼のエネルギーは、決してこれからも変わることなく輝くことと思います。あまりに突然の信じ難い出来事に、所属メンバーや社員は未だ戸惑いの中にあり、この事態を到底受け入れられる状態ではなく悔やみきれない思いであります」としたためた。

■the GazettEメンバーの追悼コメント全文

<RUKI>
最期に「the GazettEは永遠であってほしい」とあいつが言った永遠の意味は、きっと2023年のステージ上かられいた自身が見た最高の景色達が、これからも永遠に続いていく事を願ってるんだと俺は思います。

ファンと一緒にみた景色
自分のファンが喜ぶ顔
全員で声を出せたあの景色

それが何にも変え難い宝物で、その瞬間がずっと続けば良いなと思ってたんだと俺は思います。早くライブがしたいと言っていたのを思い出すよ。

大人になった今でも「嫌なことがあってもこうやってバンドのメンバーと集まって笑えてる時が1番楽しいわ」と素直に言える優しくて熱い男でした。

その素直さが俺は大好きでした。今年も変わらず毎年お互い健康に気をつけろよなんて誕生日のたびに冗談まじりに言い合っていたのに。バンドは決して4人になんてならないよ。誰が何と言おうと。

うちのベーシストはお前しかいないから。魂はずっと自分の右隣にいると信じているから。みんなも見えないだけで感じるはず。今までthe GazettEで積み上げてきたれいたの生きた証は消えないし必ず生き続けるよ。

俺はそう信じてれいたの魂がちゃんと俺の右隣に居られる様にずっと隣で歌い続けます。

れいたが嫌がるthe GazettEにはこれからもならない。悲しい思いはさせたくないよ。こうして人間は誰しも有限の中で生きてはいるけど魂はなくならないものだと思っています。

れいたの魂もメンバーや俺そしてファンも。こうやって自分を愛してくれた人達の誰しもが魂になっても永遠にステージに遊びに来たくなる様なライブをやり続けていきたいです。

だからファンのひとりひとりがいてこそ彼が永遠であれば良いと願った景色が創れます。だからこそこれからも変わらずにそばに居て其処に居てほしい。

あいつは自分を見て悲しい顔をされるより最高な奴だったな!と笑顔で思い出してほしいはずです。

俺達は今まで以上に覚悟を決めてこのバンドを守っていくから。れいたが願った永遠を叶えてみせるよ。だかられいたは安心して毎回天国からライブに来いよ。お前の席はいつでもあるままなんだから。これからめちゃくちゃ忙しくなるんだよ。スケジュール決まったらまた連絡するから。


<麗>
REITAをこれまで支えてくれたファンの皆様へ。
彼は皆にとっても、そして自分にとってもとてつもなく大きな支えになっていてくれた存在だったと思います。
自分自身も彼がもう居ない、一緒にステージに立つ事が出来ないという事実を受け入れ実感する事が出来ていません。
これから少しずつ理解に及ぶ事も多くあるかもしれません。ただ哀しみに暮れていたままでは彼が願っていた永遠を叶える事が出来なくなってしまう、今だからこそ前を向いて進んで行く強さが自分自身に必要だと強く感じています。
そしてこれまで皆と一緒に歩んで来た道は彼にとってかけがえのない物であったと思うし、それは皆や自分にとってこれからもずっと心の中で生き続けていくと思います。
あまりにも多くを与えてくれた、そして長く共に歩んで来た彼は今も、そしてこれからも永遠に親友であるという事に変わりありません。彼が遺していってくれた沢山の言葉、思い出、そして皆への愛、その全てを心に大切にしまっておいてあげてください。
REITAはこれからも皆の心の中に存在し、生き続けます。

これまでthe GazettE REITAを応援し、そして支えて下さいました皆様には心より感謝申し上げます。

<葵>
もう長いことメンバーと少数のスタッフで「あーでもない、こーでもない」と色んな仕事をやってきたけど、この文を書くことだけはやりたくなかったよ。
これまでも夢を諦めそうな瞬間はあった。
その度に何度でも話し合い、時には背中を押し、メンバーが挫けて諦めてしまわぬようその腕を引っ張る。そんなバンドだったからthe GazettEは立ち止まらず歩んでこれたのに。
REITAさ、お前は永遠を願う側の人間じゃなくて、永遠を繋げていく側の人間なんだ。俺はそんなお前に「お前の分まで背負うよ」なんて気の利いた台詞は言ってやれないよ。
俺はお前ともっと音楽をやりたかった、もっと色んな景色を一緒に見たかった。どんな景色もこの5人で、ファンに囲まれながら見るから素晴らしいんだよ。
なんでかな、たくさん言いたいことはあるのにそれも叶わないなんて余りにも辛いわ。とりあえず俺がそっちに行ったら、特大の説教から始めるつもり。急に俺らが居なくなっちゃって寂しいだろうけどそれまでゆっくり休んでてよ。
俺はもう少しこっちでやる事があるからさ。

これまで長い道のりを一緒に歩んでくれてありがとうね。どうか安らかに。


<戒>
自分にとってREITAは計り知れないほど大きな存在で、沢山の言葉に、音に救われ、バンドにとってのムードメーカーであり思い出す記憶は本当に楽しい事ばかり、そして何よりもステージで輝いてる彼の姿しかありません。

リズム隊として最高のパートナーであり、唯一の存在。
それは今までも、この先もずっと変わる事はありません。

これからも彼の想いを背負い、より大きな覚悟をもってthe GazettEを続けていきたいと思っています。

最後に22年間支えてくれたファンの皆様、関係者の皆様。ありがとうございました。そしてこれからも想いは変わらず5人で走り続けていきたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。


REITA
お疲れ様、ありがとう。
これからも変わらない想いで、沢山の仲間と一緒にthe GazettEを守っていくよ…約束する。

お前の22年間を無駄にしたくない、そんな仲間が沢山待ってるんだ。
お前も絶対ライブには顔出せよ!

また旨い酒でも飲もうな。


令和6年4月17日

オリコン

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