二宮和也 嵐デビュー直前に事務所を退所予定だった「事務所に言ってたの。辞めます。12月でって」

2024年4月20日(土)19時54分 スポーツニッポン

 「嵐」二宮和也(40)が、20日放送のTOKYO FM「川島明 そもそもの話」(土曜後5・00)にゲスト出演し、グループのデビュー会見秘話を語った。

 嵐といえば99年9月、米ハワイのクルーズ船上でのデビュー会見が語り草となっている。二宮はその時、自分がデビューする事実すら知らされていなかったという。「9月にみんなでハワイ行かないか?ってなって。タダだし、みんなで最後の思い出でハワイに行こうみたいな感じで行ったら、“今度デビューする5人組はこいつらだ!”って。“1、2、3、4…俺?あれ?1、2、3、4、5…あれ?おかしいな”って」。ユーモアをまじえ振り返った。

 しかし、二宮と大野智櫻井翔は当時、CDデビューを目標に据えていたわけではなかったという。「別に俺と翔ちゃんとリーダー(大野)は、そこまでデビューするという目標でもなかった。ジュニアの活動をしていく中で。どちらかというと、演劇の演出の方面に行きたいと思っていたし、翔ちゃんは学校があったし」。それぞれの事情があり、デビューには積極的でなかったという。

 二宮は辞退を申し出ようとしたことも明かした。「みんな思惑があって、(デビューを)するつもりがなかったから、それも含めて“いや、もっと適任がいるはずだ”っていう。“デビューしたいし、頑張っていきたいという人もいるから”って、言いに行こうと思ったら、いなくて」。二宮が目にしたのは、グループ名について書かれた1枚の紙。「その紙だけあって、“漢字1文字でいきたい”みたいな。“嵐”みたいな」と振り返った。

 野球少年だった二宮がデビュー前、レッスンに通い続けた理由も明かした。「俺はそれこそ、踊れなかった踊りが踊れる楽しさとか、できなかった…たとえばバック転ができるという、成功体験の連続の楽しさで、ジュニア時代はいたから、デビューとかは言ったらどうでもよくて。その中で出合う演劇を、ちょっといいなって。99年の頭には事務所に言ってたの。“辞めます。12月で”って」。そんな時に舞い込んだ、ハワイ行きの知らせだった。

 5人の顔ぶれは、ファンすら予測不可能だったという。「俺はリーダーと翔ちゃんとも話ができていたし、まっさん(松本潤)と相葉(雅紀)君とも話ができたけど、相葉君なんかたぶん、翔ちゃんとリーダーとはしゃべったこともないし…。で、デビューですみたいな。で、たぶんだけど、ファンの人たちも、この5人で活動した日は1日もないから、予測も付いてないし、誰?みたいな」。サプライズだらけだったデビュー裏話を語った。

スポーツニッポン

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