WBA王者・井岡一翔、IBF王者・マルティネスと7・7に統一戦 「全力を注いでIBFのベルトを取る」と静かな闘志

2024年4月22日(月)16時56分 オリコン

『WBA ・IBF 世界スーパーフライ級王座統一戦』発表会見に出席した(左から)井岡一翔、フェルナンド・マルティネス (C)ORICON NewS inc.

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 プロボクシング・WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(35)が22日、都内で行われた『WBA ・IBF 世界スーパーフライ級王座統一戦』発表会見に出席し、7月7日に東京・両国国技館でIBF同級王者のフェルナンド・マルティネス(32)と世界2団体統一戦を行うことを発表した。

 互いの印象について、マルティネスは「普通のライバル、そんな印象です。彼に対して怖いという気持ちはありません。待ち望んでいた試合です」、井岡は「今初めてマルティネス選手と対面して、印象は特にないが日本まで来てくれたこと、関係者の皆さんに会見に呼んでもらえたことに感謝しています」と淡々と語り、静かな闘志を燃やした。

 2団体王者統一戦となるが、マルティネスは「この試合に勝てばタイトルを2本保持することになる。その後のプランは別のチャンピオンシップを探すか考えると思う。ただ、この時点ではこの試合に勝つことだけを考えています。試合を待ち望んでいます」とこの一戦に集中していると説明。井岡も「今はこの試合に全力を注いでIBFのベルトを取ることだけを考えています」とした。

 これまで4階級を制覇している井岡だが、“5階級”への意識を問われると「次の試合もそうだが、この階級でまだエストラーダ選手もいますし、戦いたい選手がいる中でマルティネス選手との試合を発表できたことに感謝しています」とし、「先のことを思い浮かべることもありますが、5階級はより先のことだと思うので、次の試合、この階級で自分が戦いたい相手と戦って証明することができてからのこと。まだそこまでは発言できないですし、強く思う気持ちっていうのはないです」と本心を語った。

 最後に、井岡は「彼の距離で打ち勝たないと止めることはできない。彼の得意とする距離で打ち勝って最終的にはKOができたらいいなと思っています」と意欲を見せた。

オリコン

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