コスプレイヤー七星めろん『犬夜叉』珊瑚 欠かせない赤いアイラインはあえて暗めをチョイス【コスプレ図鑑】

2024年4月22日(月)11時0分 スポーツニッポン

 コスプレイヤーの七星めろんさんが、人気漫画『犬夜叉』のキャラクター、珊瑚のコスプレ写真をSNSに公開した。撮影は井田達也(@idobataer)氏が担当した。

 妖怪退治を生業とする少女・珊瑚は、美しいロングヘアを1本に結い、黒の戦闘服をまとって立ち向かう。妖怪の骨を固めて作ったブーメラン型の武器「飛来骨」を操る作品屈指の人気を誇る女性キャラクターだ。

 そんな珊瑚を完ぺきに再現した七星めろんさんの姿にSNSでは「指先まで美しい」「こんなにクオリティの高い人見たこと無いです」「退治&闘い前の素振りを拝見している様」など、称賛の声が相次いでいる。

 七星めろんさんはこだわりのポイントについてこう語った。

 「衣装:光沢のあるストレッチレザーを使っています。伸縮性のあるレザーを使うことでボディにもフィットしますし動きやすさの点もクリア!写真を撮ったときも光沢があると美しく見えます。赤いタスキの部分ですが、こちらは時代背景を考えてシボのある和服などに使う"ちりめん生地"を使っております!

ウイッグ:黒いショートカットウイッグをメインで使っており、そちらでポニーテールを作ったあと70本程度の1センチ幅毛束をポニテの結目に向けて綺麗に貼っていきます。ポニーテールが綺麗に揺れるようにメインウイッグにバンス若干斜めにして付けてます。そうする事で結目とバンスとの間に空白が出来て服などにも干渉せず綺麗に風になびきます!

造形:肩、肘、膝パーツはすべてサンペルカ(発泡ポリエチレン)という素材で、形を作ったあとに合皮を貼り、上からピンク色に塗装しています!体を守るパーツでもあるので、あまり綺麗に作りすぎず少し傷を入れて戦い抜いた感を出しています。

防毒面(マスク)も同様にサンペルカで作ったあとにシルバーのエナメル布を貼っています。重量感と立体感を考慮し、ウェザリング(墨入れ)をしております!

武器の飛来骨の素材はEPPフォーム(コスプレファクトリーで購入)で、柔軟性のある発泡スチロールです。中央部分には塩ビパイプの凹凸をいれてあるため分割が可能で持ち運びが楽ちんです♪原作では妖怪の骨を溶かして作った50kgほどの大きさのブーメランになるのですが、コスプレイヤーはいかに軽く作るかが勝負なところなので今回はEPPを使いました!重さは1/50の500gまで抑えています!下地にラテックスを重ね塗りしてあえて凹凸を作ることで妖怪の骨らしさが出るように工夫しました!

メーク:高橋留美子先生の描かれる目はとても特徴的で、強い女性キャラはキリッとした目元が印象的です。肌荒れも考えテーピングなどは一切使わずウイッグネットで目を釣り上げています。あと元々目付き良くないので(笑)あとは珊瑚と言えば赤いアイライン!これも絶対欠かせません!赤色だと外での撮影時に光で飛んでしまうので、あえてワインレッドぐらいの暗めの色を目元に乗せています。ちょっとやり過ぎぐらいの赤が映えます♪」

 珊瑚という強い女性キャラクターの魅力を最大限に引き立てた七星めろんさん。ちりめん生地を使った衣装、きれいに揺れるところまで計算されたポニーテール、あえて傷を入れて戦い抜いた感じを出した造形、珊瑚になりきるために絶対に欠かせない赤いアイラインなど一つ一つをこだわり抜いたからこその一体感。強く凜(りん)とした珊瑚を表現した背景を知れば知るほど拍手が止まらない。

スポーツニッポン

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