玉川徹氏 コメ価格高騰で連日の政府批判 江藤農相陳謝をバッサリ「謝罪なんか欲しくない、策が欲しい」
2025年4月23日(水)17時12分 スポーツニッポン
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が23日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜前8・00)に出演。政府備蓄米の放出でも高騰が止まらないコメ価格について言及した。
農林水産省が21日に発表した、4月7〜13日に全国のスーパーで販売されたコメ5キロ当たりの平均価格は4217円。前年同期比の2倍超で、前週との比較でも3円高く、15週連続の値上がりとなった。
値下がりを狙った政府備蓄米は3月30日時点で初回放出分の0・3%しか行き渡っておらず、まだ目立った効果が見られない。江藤拓農相は22日の閣議後記者会見で「責任を重く感じている。申し訳ないと思っている」と陳謝した。23日には農林水産省が政府備蓄米の放出に向けた3回目の入札を実施した。
前日の番組でも政府の対応を批判していた玉川氏は「江藤農水大臣がまた謝ってましたけど、これ政治家あるあるだなと思って。簡単に謝るんですよ。だけど何が悪かったのかそれに対して何をするかという話がないからただ謝ってるだけなんですね」と江藤氏の謝罪をバッサリ斬って捨てた。
そして「謝罪なんか欲しくない、策が欲しいんです。それと分析が」と続け、“ポーズ”だけの謝罪ではなく国民の苦境を救う本格的な対策を求めた。