攻める気持ちでトップ狙い撃ち 二階堂亜樹、日またぎ連投 オーラス逆転に「すごくドキドキしましたね」/麻雀・Mリーグ

2024年4月24日(水)7時0分 ABEMA TIMES

 勝因は“攻める気持ち”。4月23日、プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2023−24」セミファイナルシリーズの第1試合では、EX風林火山の二階堂亜樹(連盟)が登板し、オーラスでの逆転勝利を飾った。

【映像】鮮やか!亜樹、逆転トップを決めた一局

 前回の登板は前日、4月22日の第2試合。結果は3着だった。日またぎ連投となった当試合は起家から亜樹、赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)、U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)、KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)の並びで開始。親番の東1局はたろうが跳満を一発でアガるも、亜樹は東2局でリーチ・一発・ツモ・中の満貫・8000点を獲得した。東3局ではリーチのたろうから西・三色同順・赤2・ドラの満貫・8000点(供託1000点)を加点。持ち点を3万6000点したが、全員ノーテンで迎えた南1局1本場では鈴木優に満貫・8000点(+300点、供託1000点)を放銃し、トップ目を譲った。

 その後も鈴木優は連続で2700点、7700点と獲得。一方の亜樹は南3局1本場でリーチ・ツモの2700点をアガった。南4局の時点で、トップ目の鈴木優とは8300点差。そんな中、早々にテンパイしたのは鳴きを駆使した鈴木優で、これに続いてたろうがリーチを宣言した。「これは捲り合いでも跳満を打たない限り、ラスはない」。リーチ棒が出て逆転条件が緩和されたことで、打ち回すうちにドラを暗刻とした亜樹は終盤に追っかけリーチ。数巡後、そのアガリ牌がたろうから零れ落ち、リーチ・ドラ3の満貫・8000点(供託1000点)が完成した。

 「すごくドキドキしましたね」。試合後に安堵した亜樹は、「昨日の2戦目から連投みたいな形になったんですけど、昨日とはテーマが違った」と発言。「今日は攻めたいなって気持ちの中で手牌もついてきてくれた」とし、「気持ちよく攻めてトップを取れた」と笑みを浮かべた。「この後の試合も、のびのび打てるんじゃないかなと思いますので、応援よろしくお願いします」。現状2位のチームはセミファイナルシリーズ進出後、着実にポイントを重ねている。験を担いでリストバンドを“風”に変更した卓上の舞姫が、優勝への追い風となる。

【第1試合結果】

1着 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)3万8000点/+58.0
2着 U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)3万7300点/+17.3
3着 KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)1万8500点/▲21.5
4着 赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)6200点/▲53.8

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

ABEMA TIMES

「逆転」をもっと詳しく

「逆転」のニュース

「逆転」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ