『24時間テレビ』今年も上田×羽鳥×水卜アナが総合司会トリオ 浜辺美波が新設「チャリティーパートナー」に

2025年4月25日(金)5時0分 マイナビニュース


日本テレビ系大型特番『24時間テレビ48-愛は地球を救う-』が、8月30日〜31日に放送されることが25日、発表された。総合司会は昨年に引き続き、上田晋也羽鳥慎一水卜麻美アナウンサーが務め、浜辺美波が「チャリティーパートナー」として参加する。
○今年のテーマは「あなたのことを教えて」
昨年、「愛は地球を救うのか?」を掲げ、自らの活動を問い直した『24時間テレビ』。寄付金の使い道・目的をより明確化し、1992年から続くチャリティーマラソンの歴史上、初めての試みとなった「やす子のマラソン児童養護施設募金」やチャリティーライブ、チャリティーオークションの「能登半島地震復興募金」に、多くの視聴者の寄付金が集まった。
今年のテーマは、「あなたのことを教えて」。新たに設けられる「チャリティーパートナー」は、災害復興や障がい者支援など、それぞれのテーマで『24時間テレビ』の企画に参加し、チャリティーの輪を広げる協力者。等身大の目線で現地取材に取り組んでいく。1人目として発表された浜辺は石川県出身。能登半島地震の復興への熱い想いを胸に、自らチャリティー企画に挑戦する。チャリティーパートナーは、今後も順次発表される。
今月上旬、浜辺は地震で大きな被害を受けた石川・珠洲市へ。過疎化や震災の影響で、およそ4割が金沢市や県外に転校した宝立小中学校では、もっと皆で遊ぶ場所がほしい、離れてしまった友達と会いたいと話す子どもたちの声を聞いた。
また、能登に人々が戻ってくるきっかけにしたいと、伝統のキリコ祭り復活に向けて活動する人々の話も聞いたという。
○やす子の児童養護施設支援は継続中
昨年実施した「やす子のマラソン児童養護施設募金」は、子どもたちや児童養護施設が希望する贈呈品を渡す活動を継続して行っている。
集まった5億493万6310円のうち、約4億円で全国606か所の施設に図書カード、グルメカードをはじめ、スポーツ用品や自転車、ノートパソコンなどを届けた。残りの約1億円で、児童養護施設を巣立つ子どもたちを中心に未来へ続く複数年のサポートを計画しているという。
先日も、都内の児童養護施設を訪れ、希望のあった新品の自転車を渡したやす子。子どもたちが楽しそうに試乗する様子を見て、「みんなが喜んでいるのを見て、走ってよかったなと思う」と話していた。
総合司会の3人、浜辺、スタッフのコメントは、以下の通り。
○■上田晋也、羽鳥慎一、水卜麻美アナ
——昨年ぶりの総合司会トリオ再結成ですが、いかがですか?
上田:僕は去年と一緒でアイドル枠なんで!歌って踊って、僕ができる最大限で少しでも番組のお手伝いができればと思っています。本当を言うと、この3人でというか、僕は水卜ちゃんと二人でやりたいんですよ。というのは、去年の24時間テレビが終わった次の日に3人でやりとりをしていたら、羽鳥さんが「僕は上田さんと一緒ですごく楽しかったです」と。そこまではわかるけど「上田さんの司会ぶり、よかったと思うんですけど、上田さんネットですごくたたかれてます」とわざわざ伝えてきたんです。そんな人と一緒にやりたいと思います?報告しなくていいじゃないですか!
羽鳥:すぐ言わなきゃ!と思って。たたかれているけど気にしないでくださいね!って。今年も報告します!
上田:いいよ、しなくて!もう今からでも羽鳥さんを外していただけると…水卜ちゃんと二人でやりたいな。
水卜:よかった、実は私もたたかれているのは知っていたので…。あのとき上田さんに言わなくてよかったです(笑)
上田:もう二人でやってくれ!俺やっぱ外してもらう!!
羽鳥:でも真面目な話、去年は、正直番組がどうなっていくのだろうと思っていた中で記者会見に臨んだんです。そこで上田さんが初の総合司会として登壇して第一声「僕はアイドル枠です!」と盛り上げてくださって。本当にいいスタートを切っていただきました。
水卜:私も同じで、ものすごく緊張して記者会見に立ったのを覚えてるんですけど、上田さんの第一声でドカーン!と盛り上がって。その時に、やっぱりこれまでの信念も大切に、楽しく皆さんに見ていただきたい!と思えて、本当に幸せな気持ちになりました。
——仲の良い雰囲気が伝わりますが、今年はどんな24時間テレビになりそうですか?
上田:僕は去年も同じ思いだったんですが、僕がお手伝いできるのであれば、楽しいチャリティーを目指したい。ちゃんと皆さんに寄り添うことはもちろん大切ですが、楽しみながらチャリティーができる、という番組を目標にしています。
水卜:今年は「チャリティーパートナー」として、たくさんの方にご一緒いただく予定です。そのお一人として本日、発表しますのが、浜辺美波さんです。浜辺さんは石川県の出身で、能登に強い想いを持って、今年この24時間テレビに参加されます。今回もうすでに現地にお話も聞きに行かれているそうで、今からVTRを拝見するのが楽しみです。
羽鳥:去年やす子さんは、ご自身の経験から児童養護施設への思いを胸にチャリティーマラソンを走られましたが、今年は、その後どうなったんだろう?と、引き続き児童養護施設の「今」に取り組むということです。継続はやはり大事だな、1年だけではなくて、その後にも気持ちを向けていくというところはすごく見たいし、皆様にもご覧いただきたいなと思います。
——視聴者様にメッセージをお願いします。
上田:僕は視聴者の皆さんも、全員出演者だなという気持ちなんです。視聴者の皆さんと僕たちと一緒にみんなで作り上げたい、一体になれればいいなと思っております。
羽鳥:上田さんがおっしゃるように、そしてこのTシャツのように、みんなで同じ方向を向いて、とにかく楽しくチャリティーができればいいですね。
水卜:今年のテーマが「あなたのことを教えて」なので、番組中もその前も、皆さんのこともたくさん聞かせていただけたらと思います。よろしくお願いします。
○■浜辺美波
能登半島地震が発生してからの1年半の間、自分に出来ることは何かないのかと自分なりに考え、細々とですが行動してまいりました。しかし、私個人で出来ることには限界があり、直接どなたかを励ますことも出来ず、歯痒い思いを抱えてきました。
今回、24時間テレビの皆様にお話をいただき、この機会に番組のお力をお借りし、もし私にできることがあるのならば精一杯協力させていただきたいと思い、お受けすることにいたしました。賛否両論、色々なご意見もあるかと思いますが、それ相応の覚悟をもって、企画にそして能登に向き合う所存です。
既にロケにも行かせていただいたのですが、能登の皆様のあたたかさ、やさしさに救われ、改めて能登、そして故郷について勉強をさせていただいております。
今後もロケに伺うこともあるかと思いますが、どうぞ皆さまお気軽にお声がけください。頑張ります!何卒よろしくお願いいたします!
○■総合プロデューサー 宮崎慶洋氏
今年で48年目を迎える24時間テレビ。昨年は、児童養護施設を対象とした“目的別募金”を新設し、皆様からの寄付金が何に使われたのかを1円単位までお伝えしながら、“募金の透明化”に積極的に取り組んで来ました。今年も、視聴者の皆様と一緒になってチャリティーを考え、誰かが行動を起こす“キッカケ”や“気づき”になるような番組でありたいと思っています。
今年の番組テーマは「あなたのことを教えて」です。家族や友人、恋人、すぐそばにいる誰かが抱える悩みや痛みに、まずは、耳を傾けてみる。声にならない声を受けとめて、興味を持って、相手のことを考えてみる。そんな小さな1歩から、社会は少しずつ優しくなっていくはず…そんな願いを込めてこのテーマを掲げました。
番組全体を明るく束ねてくれる総合司会・上田晋也さん、羽鳥慎一さん、水卜麻美アナウンサー、そして、様々な社会課題を自分事として考え、自ら取材やロケに足を運んでくれる“チャリティーパートナー”たちと二人三脚で、今まで24時間テレビを観たことがない方々にも、これからの未来を担う子供たちにも、明るく、楽しく、安心して観て頂けるチャリティー番組をお届けしたいと思っています。
○■総合演出 前川瞳美氏
テレビ業界全体の存在意義や信頼性が強く問われている今、「24時間テレビという番組にできる事とは何なのか?」「これからのテレビ制作者にできることとは何なのか?」ずっと考え続けています。答えはまだ出ませんが、「誰もが当たり前に自分や他人の尊厳を大切にする社会を実現したい」、そんな願いをこめて今年のテーマを「あなたのことを教えて」に決めました。
これから生まれてくる子どもたちが少しでも生きやすい社会になるように、色々な人の声に耳を澄ませ、伝えていくことが我々に出来ることだと信じています。
【編集部MEMO】
『24時間テレビ』史上初めて、女性の総合演出となる前川瞳美氏は、レギュラーで『上田と女が吠える夜』を担当。昨年5月、マイナビニュースのインタビューで、『24時間テレビ』総合演出への意欲を聞かれ、「番組の持っているものが重すぎるので、生半可な思いではできないという気持ちがずっとあるんです。自分があの番組をやるのにふさわしい人間なのだろうか、やるところまでいけているのだろうか…という葛藤ですね。もちろん、これまでも入社以来何かしらコーナーは担当しているんですけど、もし“やれ”と言われたらやってみたいと思います」と答えていた。
(C)日テレ

マイナビニュース

「テレビ」をもっと詳しく

「テレビ」のニュース

「テレビ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ