アン・ハサウェイ、オーディションで俳優10人とキスさせられた経験暴露「気持ち悪かった」

2024年4月25日(木)16時4分 Techinsight

2000年代頃のオーディションについて語ったアン・ハサウェイ。当時は「私の考えがおかしいの?」と感じていたという

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アン・ハサウェイが、かつて実際に体験し“気持ち悪い”と感じたオーディションについて語った。映画のタイトルは明かさなかったものの、そのオーディションでは相性を確かめるため、10人もの相手役候補の俳優とキスさせられたという。

女優アン・ハサウェイといえば、2001年に公開された映画『プリティ・プリンセス』で主演、2006年には日本でも大ヒットした映画『プラダを着た悪魔』で主演を務め、全世界に名前を知らしめた。


映画版の『レ・ミゼラブル』(2012年公開)ではアカデミー助演女優賞を受賞し、役者として大成功を収めたアンだが、それまでの道のりは決して簡単なものではなかったようだ。


自身が主演しプロデューサーも務める新作コメディ映画『アイデア・オブ・ユー〜大人の愛が叶うまで〜(The Idea of You)』が現地時間5月2日に米Amazon Prime Videoで公開されることに先立ち、アンは米メディア『V Magazine』のインタビューに応じているが、かつて実際に体験し“気持ち悪い”と感じたオーディションについて言及する一幕があった。


アンはすでに自身の出演が決まっていた映画で、相手役を決めるオーディションの際に10人の俳優とキスをさせられたことをこう告白した。


「これは私が実際に経験したことだけど、2000年代頃は相性を確かめるために俳優同士をキスさせたりするのが普通だと考えられていたの。最低のやり方よね。」
「ある日、『君はキャストで、今日は10人の(出演候補の)俳優が来る予定だ。10人の男性とキスできるよ、ワクワクするだろう?』って言われたの。でも全くワクワクしなくて気持ち悪いとさえ感じたから、『あれ? 私の考えがおかしいの?』って思っちゃったわ。」


映画のタイトルは明かさなかったものの、実体験を赤裸々に語ったアン。これに対し、ファンからは「断れなかったの?」といった声が多数あがっている。


「でも結局、自分でやると決めたのよね。嫌だったなら嫌と言えたはずでは?」
「気持ち悪いと思ったのに、断れなかったの? 私ならその時点で女優はやめるかも。」
「ハリウッドの闇ね。有名になるためだったら、みんな何でもするのね。」


さらに当時、気持ち悪いと感じたオーディションにも文句を言わなかった理由について、アンは同インタビューでこのように語っている。


「私はまだ若かったし、残念ながら“気難しいやつ”ってレッテルを貼られることですべてを失うことがどれほど簡単かを痛感していた。だから、ワクワクしているフリをして乗り切ったの。無理矢理やらされたわけでもないし、誰かが私を傷つけたり、ひどいことをしたかったわけではないの。ただ、そういう時代だったのよね。」


アンは現在、映画プロデューサーとしても活躍しているが、自身が関わる映画では、実際にキスさせたりして相性を試すことはせず、違った形でオーディションを行っているという。


アンは『アイデア・オブ・ユー〜大人の愛が叶うまで〜』のオーディションについて、「私達は、俳優達に(候補役の)キャラクターが好きだろうと思う歌を自分で選んでもらったの。その曲で私が演じるキャラクターを一緒にダンスさせて、そこから少し即興でお芝居する形だった」と話している。


相手役を勝ち取ったニコラス・ガリツィンは、このオーディションで米アラバマ州アセンズ出身の4人組バンド「アラバマ・シェイクス」の曲を選んだそうだ。


アンは「(女性リードシンガーの)ブリタニーの声を聞いて、つい笑顔になってしまったわ」と明かしており、ニコラスとともにリラックスして踊り始め、ふとディレクターのマイケル・ショーウォルターのほうを振り返ると、彼も機嫌よく微笑んでいたという。


画像2枚目は『Anne Hathaway Instagram「“Hers” for @vmagazine」』より
(TechinsightJapan編集部 Tina)

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