清原果耶、台湾→大阪に帰郷して涙 「魂をかけて作った」“宝物”の映画を携え

2024年4月26日(金)14時23分 オリコン

「青春18×2 君へと続く道」大阪舞台あいさつに登壇した清原果耶

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 俳優・清原果耶が25日、大阪市内で行われた主演映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)の先行上映会で、藤井道人監督とともに舞台あいさつを行った。

 日本と台湾をめぐる感動作で、上映後には涙をぬぐう観客の姿も。登壇した清原は「いかがでしたか?」と問いかけ、「出身が大阪なので、きょう大阪の皆さんに作品をお届けできたことが個人的にすごくうれしい」と地元ファンの反応に感激ひとしお。また、「“なんば”という響きを聞くだけで大阪に帰って来たんだなぁ。控室にもたこ焼きを用意してもらっていて、帰って来たなぁと思いながら、おいしくいただきました。大阪は落ち着く半分、緊張半分、ちゃんとしなければという気持ちがあり、でもやっぱりうれしい!」と笑顔を見せた。

 台湾俳優のシュー・グァンハンとW主演を務め、清原は「素敵な方で周りの人を巻き込んですべてやわらかい空間にしていく力があり、グァンハンさんが演じるジミーに(自身の演じた)アミも助けられた」と感謝。台湾ロケのオフ時間も「散歩したり、ご飯を食べたりスタッフさんと夜市に行ったり」と楽しんだ様子。藤井監督が「僕は別の作品で参加ができず、みんなで楽しんでいる写真が送られてきた」と悔しがると、清原は「台南のお肉をさばいてスープとして出してくれる牛肉のスープがおいしかった!」と振り返った。

 藤井監督は「青春という言葉が一生続けばいいなぁとこの映画を作って感じました。この映画が皆さんの日常を豊かにする一つになればうれしいです。」とメッセージ。清原は「失いたくないものを見つけて宝物にできるような映画になりました。台湾、日本のスタッフキャストの皆さんと一丸となって魂をかけて作った作品です。たくさんの方々に届けばいいな、きょう来てくれた皆さんにだけでも温めてもらえたら…」と感極まり、最後は涙で声が途切れた。そして「大切な作品になったので皆さんにとっても大切なものになるように思っています」と噛みしめるように伝えた。

 同作は、日本と台湾の美しい風景と、18年前と現在という時代を鮮やかに映し出す切なくも美しいラブストーリー。始まりは18年前の台湾。カラオケ店でバイトする高校生・ジミー(シュー・グァンハン)は、日本から来たバックパッカー・アミ(清原)と出会う。天真爛漫な彼女と過ごすうち、恋心を抱いていくジミー。しかし、突然アミが帰国することに。意気消沈するジミーに、アミはある約束を提案する…。

オリコン

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