長嶋一茂 大谷翔平の左翼守備に「外野手やっちゃったら自分のペースで投げられない部分があるので...」

2024年4月26日(金)9時4分 スポーツニッポン

 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が26日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜前8・00)に出演。ドジャースの大谷翔平投手(29)の左翼守備について言及した。

 大谷は24日(日本時間25日)、敵地でのナショナルズ戦前に昨年9月の右肘手術後14度目となるキャッチボールを行った。3月25日に術後初めてキャッチボールを行って以降、中1日や中2日でキャッチボールを継続しており、24日はキャッチボールの後、そのままレフトの位置に残り、打球捕。ベッツやテーラーのフリー打撃の打球を追って守備もこなし、6つのゴロと1つのフライを処理した。

 ロバーツ監督は先日「右肘のリハビリが順調なら、今季終盤に外野手としての起用を示唆しているが、具体的な守備位置は?」という本紙の取材に対して、「現時点では遠い将来の話。今、彼は投球リハビリのプログラムに参加している。9月になったら、様子を見ることになる。潜在的には間違いなく左翼手としての起用になる。まだまだ先は長い。現時点では、まだそれが起こる可能性は低い」と語っていた。

 一茂は、大谷の左翼守備について「ロバーツ監督が“あるとしたら左翼だ”みたいな話をされていたと思うんだけど、本人が“やりたい”って言ってるのかどうか分からないんですけど、個人的には、やっぱり二刀流で戻ってくるというのが中期的なスパンで考えると、そこが目標だと思うので、ひじの負担を考えるとやらない方がいいと思います」と話した。

 その理由については「やっぱり外野の守備で返球までするわけじゃないですか。内野までは必ずね。急いで投げないといけない時もあるし、無理な体勢から投げないといけない時もある。それはひじに負担がかかるので。彼は出ちゃったら全力でやっちゃうから、ひじの負担のこととか考えないで、無理な体勢からでも投げちゃったりするかも知れない」と説明。

 そのうえで「投手である以上はプレートがあってゆったりしたフォームで投げることでき、ピッチクロックがあるけど自分の間合いで投げることができる方がひじの負担は少なくなると思うんですよ」と言い、「外野手やっちゃったら自分のペースで投げられない部分があるので個人的には反対です」と強調していた。

スポーツニッポン

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