島田珠代 万感のパンティーテックス 元夫との死別、母娘断絶語り、愛娘の手紙に号泣「あなたが全てです」

2024年4月27日(土)12時45分 スポーツニッポン

 吉本新喜劇の島田珠代(53)が26日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜後8・57)に出演。元夫との死別、一人娘の璃子さんとの離別や確執、そして和解など、波乱万丈の人生を涙ながら赤裸々に語った。

 島田は07年にドラマ撮影時に出会った美術スタッフの男性と再婚。翌年6月には長女・璃子さんを出産した。「芸人であることが100%、120%だったんですけど、子供のためだけに自分の人生を費やそうかなと考えていました」。家族を大事にするため、芸人をやめてもいいと覚悟し、夫の故郷の名古屋へと移住した。

 しかし娘の誕生から8か月後、夫がステージ4の直腸がんを患っていることが判明し、余命5年の宣告を受けた。島田が家計を担うために家族3人で大阪へと移住したが、様々なすれ違いで、夫婦間はいさかいが絶えない状態に。夫は娘とともに名古屋へと帰り、保育園入園など生活上の理由から13年3月に離婚を決断するに至った。

 20年11月、元夫は11年の闘病の末、息を引き取った。娘とは離別後も月2回ほど名古屋で会っていたが、元夫の死去を受けて大阪で同居をするように。しかし、長く離れていただけに生活はギクシャクとしたものだった。「“絶対にこうしなさい”“これが正解なの”と勝手に決めつけて、娘を叱っていたというか…」。同居から1年。璃子さんは島田の言葉を全く聞かず、存在さえも無視するようになったという。

 「私が親ヅラするというか、怒ってばかりだったので」。その後、島田は人生経験豊富な新喜劇の「お姉さま方」に相談。自分の考えや行動を見直すに至り、愛娘に謝罪の言葉を投げかけた。

 「悪かったときはママも謝って。大人だって謝らないといけない時もあるのよ」

 愛娘からの言葉が体内に音もなく落ちていった。「“ごめん”って言って。やっと家族になれたっていう感じでした。“子供で学ぶわ”みたいなことを、いろんな奥様達が言っているけど、ホントに親のダメなところを、ボロボロボロボロ、こどもって掻き出してくれる」。その後、番組内で璃子さんからの手紙が紹介されると大粒の涙を流し「ホントのホントにあなたが全てです。だからどうか、仲良く人生を楽しみましょう」と泣き笑いで娘に呼びかけた。

 MCの中居正広はじめ、出演者は感動に包まれた。しかし島田はこのままでは終わらない。芸人根性全開で、番組を締めくくってみせた。「今、皆さんにコメントを頂いて気持ちが明るくなりました。この思いを…」と話すと、中居も「うまく表現できるかな?」と合いの手を入れる。

 「表現してみたいと思います。憂いを身にまとったパンティーテックス、いつもと違うパンティーテックスを最後にご覧ください」と“鉄板ネタ”を全力で披露。笑いと涙に包まれて番組はエンディングを迎えた。

スポーツニッポン

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