『【推しの子】』『カラオケ行こ!』など話題作目白押し GWにぴったりの「アマプラ」4月配信作4選

2025年5月1日(木)7時0分 クランクイン!

待ちに待った大型連休のゴールデンウイークが始まるが、国内旅行者やインバウンドで観光地はどこも混雑。物価高で品物も割高。「せっかくの休日だから」と無理にどこかに出かけて疲れるより、自宅でのんびり気になっていたあの映画たちを観るほうが有意義ではなかろうか。そこで今回は、Amazon Prime Videoにて先月4月から配信となった、おススメ作品4選を紹介していこう。

累計発行部数2000万部を超える人気漫画の実写映画



■『【推しの子】‐The Final Act‐』



 2020年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて赤坂アカと横槍メンゴのタッグで連載スタートした漫画『【推しの子】』は、主人公が伝説的アイドル・アイの子どもとして転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、“芸能界”という複雑な世界に躊躇なく切り込む他に類を見ない斬新なストーリーで好評を博した。2024年に放送されたアニメも第2期が大好評のうちに終了し、第3期の放送も2026年に決定している。

 本作は人気モデル・俳優の櫻井海音を主演に起用して実写化もされており、Amazon Prime Video独占でドラマ版が2024年11月28日に配信。2024年12月20日に劇場公開された『【推しの子】‐The Final Act‐』は、ドラマの続きとなり、物語のはじまりである、アイ(齋藤飛鳥)と雨宮吾郎(成田凌)の出会いと転生、そしてついにアクア(櫻井海音)の復讐劇の行方を描く。

 4月18日より待望のAmazon Prime Video独占が始まったことで、ドラマ版と劇場版を一気見するチャンスが到来。普段より時間が取れるこのゴールデンウイークを利用して話題作を一気見してみてはいかがだろう。

ヤクザと中学生 エモすぎる関係の完璧再現にファン歓喜



■『カラオケ行こ!』



 和山やまによる同名原作を綾野剛主演、山下敦弘監督により実写化した本作。原作は、合唱部部長の中学3年生が突然ヤクザにカラオケに誘われ歌の指導を頼まれるという奇抜な設定と予想に反するエモい展開、そして思わずクスッと笑ってしまうユーモアで、マンガ大賞2021第3位をはじめマンガ賞に続々ランクインした、累計60万部突破の超人気コミックだ。

 合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。狂児は組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという。聡実は嫌々ながらも歌唱指導することに…。

 昨年の1月12日に公開され、そのクオリティに多くの鑑賞者が魅了され、一時期はパンフレットが劇場から消えたこともある本作。原作のストーリーや空気感をそのまま劇場に持ち込んだ高い完成度は原作ファン必見だ。

実力派俳優のW主演で魅せる正気と狂気のキャラクターに引き込まれるサスペンス

■『唄う六人の女』



 竹野内豊山田孝之がダブル主演を務め2023年に公開された『唄う六人の女』も待望のAmazon Prime Video配信が開始。

 本作は、美しくも奇妙な女たちと2人の男が繰り広げるサスペンススリラー。父親が亡くなったという報せを受け故郷に戻った萱島(竹野内)と、萱島の父親が所有していた土地を譲り受ける予定の宇和島(山田)。2人は人里離れた山道を運転している最中に事故で気を失い、目が覚めると身体は縛り付けられ、森の奥深くに監禁されていた。2人を監禁するのは美しい6人の女たち。女たちは何者なのか? 何を聞いても一切答えのない彼女たちは、彼らの前で奇妙な振る舞いを続ける。異様な地に迷い込んでしまった男たちは、この場所からの脱走を図るが……。

 ダブル主演の2人の脇を固める「6人の女」は“刺す女”役で水川あさみ、“ぬれる女”役でアオイヤマダ、“まき散らす女”役で服部樹咲、“牙をむく女”役で萩原みのり、“見つめる女”役で桃果、そして“包み込む女”役で武田玲奈と、豪華キャスト陣が演じた。

 ちなみに、謎が謎を呼ぶサスペンスフルな設定と展開が話題を集めた本作は、ヤングジャンプコミックスでコミカライズもされており、漫画ならではのもう一つの物語も展開される。

人気YouTuber・バキ童の主演映画を岐阜県全面バックアップ



■『怪獣ヤロウ!』



 YouTube登録者数185万人以上を誇るバキバキ童貞(バキ童)ことお笑いコンビ「春とヒコーキ」のぐんぴぃが、映画初出演にして初主演を務めて話題になった映画『怪獣ヤロウ!』も4月30日に配信されたばかり。

 本作は、刃物の町、岐阜県関市の全面バックアップで挑む、“変わりゆくご当地映画”そのものをテーマにした新しい物語。岐阜県関市役所の観光課に務める山田一郎(ぐんぴぃ)は、市長から市を盛り上げるための“ご当地映画”の製作を命じられる。だが、どこにでもある“凡庸なご当地映画”の製作に疑問を持った山田は、かねてからの夢だった怪獣映画の製作を思いつき、その思いが市政を巻き込んだ大事件へと発展していく。何をやってもうまくいかないポンコツ地方公務員の山田は、夢だった怪獣映画を完成させることができるのか?

 ご当地映画だけあって、関市役所や長良川鉄道の関駅など実在のスポットが多数登場するので、ぐんぴぃファンはもちろん岐阜県県民も楽しめるだろう。

 今回紹介した作品以外ではアニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』や『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』など多数の「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ作も4月より配信中。また、海外映画では『プレデター』『プレデター2』『プレデターズ』『ザ・プレデター』が配信されており、往年の大作シリーズを鑑賞するチャンスだ。

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