ウィノナ・ライダー&ジョン・タトゥーロ&ゾーイ・カザンら集結!新ドラマ「プロット・アゲンスト・アメリカ」上陸

2020年5月11日(月)14時5分 シネマカフェ

「プロット・アゲンスト・アメリカ」(C)2020 Home Box Office, Inc. All Rights Reserved. HBO(R) and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.

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もし、第二次世界大戦中に反ユダヤ主義で親ヒトラー派のアメリカ大統領が登場していたら…という設定で描かれたフィリップ・ロスの歴史改変小説を「ゲーム・オブ・スローンズ」のHBO(R)がドラマ化した「プロット・アゲンスト・アメリカ」が日本上陸。この度、Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」での独占配信とBS10 スターチャンネルでの独占日本初放送に先駆け、予告映像が到着した。

本作は、第二次世界大戦中の1940年大統領選、反ユダヤ主義で親ヒトラー派の英雄的飛行士チャールズ・リンドバーグが現職のルーズベルトに勝利していたら…という設定のもと、あるユダヤ人家族の視点から急変するアメリカを描いた物語。

代表作「さよならコロンバス」など、キリスト教国に暮らすユダヤ人の苦難や葛藤を真正面から扱ってきた現代アメリカを代表する作家、故フィリップ・ロスによる名著「プロット・アゲンスト・アメリカ もしもアメリカが...」(2004年出版)を、良質TVシリーズを続々生み出すHBOがドラマ化した。


ウィノナ・ライダー&ジョン・タトゥーロ&ゾーイ・カザンら熱演

物語の主人公となるレヴィン家の夫婦を、『ルビー・スパークス』のゾーイ・カザンと「ザ・ミスト」のモーガン・スペクターが演じ、ゾーイ演じるベスの姉で、リンドバーグに傾倒し、レヴィン家にトラブルを巻き起こすエヴリン役をウィノナ・ライダー、ユダヤ教の聖職者でありながらリンドバーグを支持し、彼の政権の参謀となるラビを『バートン・フィンク』のジョン・タトゥーロが演じる。また、『マリッジ・ストーリー』の子役アジー・ロバートソンがレヴィン家の次男フィリップを演じている。

「THE WIRE」「DEUCE」クリエイターが再集結

オバマ前大統領もお気に入りと公言する傑作ドラマ「THE WIRE/ザ・ワイヤー」のほか、HBOドラマ「HERO 野望の代償」「DEUCE/ポルノストリート in NY」などを制作したデヴィッド・サイモン、エド・バーンズ、ニナ・コストロフ=ノーブルが再びタッグ。さらに、2018年に亡くなった原作著者フィリップ・ロスも生前にサイモンと会い、ドラマ化について賛同し共同製作総指揮としてプロジェクトに参加。1940年代設定のフィクションが、現代社会に強烈なメッセージを投げかける。3月16日に第1話が放送された米国では「Rotten Tomatoes」の批評家票で86%フレッシュを記録。過去に映像化されたフィリップ・ロス作品の中で最高傑作との評価も上がっている。


この度解禁された予告映像では、反ユダヤ主義で親ヒトラー派のチャールズ・リンバーグが当選したことにより、国中でユダヤ人差別が激化するのではないかと、アメリカに住むユダヤ人たちが次第に不安に駆られる様子が映し出されている。ただでさえ窮屈な生活を強いられているユダヤ人たちに対して、国は新大統領の当選に湧き、希望に溢れた政権が始まるかのような国民の期待と、さらに辛い未来が見えたユダヤ人の対比が描かれる。


さらに、それに反発しようとする主人公一家たち…。現実では、今年11月には大統領選が控えているアメリカ。人種間問題や分断、昨今のコロナの影響で結果が気になるいまこそ、チェックしておくべき海外ドラマとなっている。

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