影山優佳『未来少年コナン』初舞台化でヒロイン「正直挫折してばかり」 宮崎駿作品の高いハードルも「リスペクトを持って私たちの未来少年を」

2024年5月12日(日)13時9分 オリコン

舞台『未来少年コナン』トークショーに参加した影山優佳 (C)ORICON NewS inc.

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 俳優の影山優佳(23)、門脇麦(31)が12日、都内で行われた舞台『未来少年コナン』トークショーに登場した。影山が、日向坂46を卒業してから初となる同舞台へ挑む思いを語った。

 『未来少年コナン』は、1978年4月4日から10月31日まで、NHK総合テレビで放送された全26話のテレビアニメシリーズで、当時37歳の宮崎駿氏が初めて監督した作品。NHKがテレビ開局25周年を記念して制作されたNHK初のアニメ番組としても知られている。

 初の舞台化作品となる今回、主演となるコナン役を加藤清史郎、ヒロイン・ラナ役を影山、コナンと出会い葛藤しながら心が揺れ動くモンスリー役を門脇が演じる。

 本作について影山は「皆さんに原作の映像が頭に入っていて、比較対象がある。正直ハードルを感じる部分ではあるのですが、舞台化にあたって、宮崎駿監督へのリスペクトを持って、私たちの未来少年をお届けしたい。より作品の魅力について改めて感じていただきたいですし、そんな挑戦を全員でしている」とけいこ中である現在の思いを語った。

 ヒロイン・ラナ役には「自分と向き合って、あるいは戦ってキャラクターを作っていく必要があるなと実感しています。逆に原作があるからこそ楽しんでいただける部分もあるのかなと思います。原作の伸びしろを伸ばしたり、端っこの部分を折ってみたり、曲げて見たり、そんな折り紙のような作業をしている感覚です。私と同世代の見ていないよって人が改めてみる機会になれば」と作品づくりへの考えを明かした。

 最後には「正直挫折してばかりなんですが…。ラナとして、明日を生きるための活力を皆さんにお届けできればと思います。できれば、何度か足を運んでいただきたいです」とファンへ呼びかけた。

 舞台『未来少年コナン』は、東京公演(東京芸術劇場 プレイハウス、5月28日〜6月16日)で幕を開け、大阪公演は6月28日〜30日に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで行われる。

 イベントには本作のアートディレクター・千原徹也氏も登場した。

オリコン

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