岡副麻希 子煩悩だった母の急逝乗り越えママに「私がしてもらったように、この子と一緒に成長を」

2024年5月12日(日)18時36分 スポーツニッポン

 フリーアナウンサー岡副麻希(31)が、12日放送のフジテレビ系「ジツハのジツワ」(後4・00)に出演し、最愛の母の突然の死を乗り越えての出産を振り返った。

 仕事を通じて知り合ったレーシングドライバー蒲生尚弥(34)と、22年に結婚。今年5月5日に第1子女児を出産したことを報告した。しかし、その間には、母との永遠の別れがあった。

 昨年4月、帰省して母と買い物を楽しんだ夜、自宅で話していると、急に母親が寄りかかってきたという。「1分くらい前まで結婚式の話をしていて、私の方に寄りかかってきたと思ったら、もう意識がなくて」。ひとみさんは、くも膜下出血だった。岡副が面会できたのは、2週間後。「あまりに別人すぎて、怖くて、あまり触れるのも怖いみたいな」。それでも、母が悲しまないように、病床では笑顔で写真を撮るようにしていたという。

 岡副ら家族の願いは届かず、母は息を引き取った。55歳の若さだった。岡副は当日、テレビの生放送に出演していた。「朝から、もうダメだって連絡が来てたから、終わって亡くなったということを知って、そのまま病院に駆けつけたんですけど…」。小さいころから習い事は何でも習わせてくれ、結婚の際には手書きの料理レシピ本を託してくれたという、愛情深かった母。結婚式のために、手作りのブーケも作ってくれていたという。

 母の死去から4カ月後、岡副は挙式した。式では母への感謝を手紙にしたためた。その直後には妊娠が分かった。出産前には、若き日のおなかが大きな母のビデオを見て、涙を流した。「私がしてもらったように、この子と一緒に成長していけたらなって」と話していた。

 陣痛をコントロールして出産日を決める計画出産だったが、陣痛が起きずに数日が経過した。すると、「帝王切開でお願いします」と即断。母になる覚悟を決めた岡副は、無事に元気な女の子を出産した。

 VTRを見たフリーアナウンサー藤井貴彦は「ベッドの上で“じゃあ帝王切開でお願いします”って決断をするんですね」と驚き。「メイプル超合金カズレーザーも「あの覚悟、すごいっすね」と感心していた。

スポーツニッポン

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