「よしもとコレカ」第5弾、発売1ヵ月で100万枚突破 東京進出のさや香や神保町劇場出身者たちがけん引

2024年5月14日(火)11時5分 オリコン

よしもとコレカを手にポージングを決めるさや香 (C)oricon ME inc.

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 吉本興業所属の“今、最も旬な若手芸人”が登場するコレクションカード『FANY よしもとコレカ 5th Edition』が3月23日に発売され、公式ショップとECのみの販路にも関わらず、約1ヵ月で販売数100万枚を超える大ヒットを記録している。先ごろ東京進出を果たしたさや香はもちろん、令和ロマン、ナイチンゲールダンス、9番街レトロなどの「神保町よしもと漫才劇場」出身者たちも、公式グッズにおいて人気をけん引しているようだ。

 『FANY よしもとコレカ 5th Edition』は、これまで第4弾まで発売され、累計発売枚数300万枚を突破した人気シリーズ。第5弾となる今シリーズでは、囲碁将棋、9番街レトロ、金魚番長、くらげ、豪快キャプテンなどが仲間入りし、総勢50組97名の若手芸人が登場。606種類の展開で過去最大のラインナップとなっている。

 劇場などに併設する公式ショップとWEBのみの販売にも関わらず、3月23日に発売されるや、1ヵ月で販売数100万枚を超えるなど、シリーズ最大の初速スタートを切った。
店頭などでは品薄が続き、ファンの間では、SNSなどで自身が複数枚所有するコレカと他者が持つ未保有のコレカを交換する動きが活発化しており、ファン同士による交流ツールとしても担っているようだ。フリマアプリによる高額転売などは見受けられず、有志が集い、昔ながらの“物々交換”のような健全な行いが行われている。

 人気のバロメーターといえる公式のコレクションカードだが、なぜ、同商品がここまでの売れ行きを見せているのか? もともと同シリーズは、吉本所属の若手芸人を中心に構成されているが、昨今の各種賞レースはもちろん、SNSにおけるバズネタ、さらに芸人の根幹たる劇場における爆発的人気など、これまでに以上にテレビのみの指針では測れない、多角的なアプローチでフォロワーを生む新世代芸人たちの人気ぶりが如実に伺える。

 これまでは品薄状態が続き、店頭でも売り切れとなっていたが、GW明けより供給も再開。果たして10年後に“プレミア”となっているカードはどの芸人なのか? 次に覇権を握る芸人を公式グッズなどから考察していくのも興味深い。

【「FANY よしもとコレカ 5th Edition」起用芸人】 50組97名 *印=新規17組
囲碁将棋*、インディアンス、エバース*、エルフ、おいでやす小田、オズワルド、蛙亭、華山、カベポスター、祇園、9番街レトロ*、金魚番長*、くらげ*、黒帯、ケビンス、豪快キャプテン*、こがけん、コットン、さや香、サルゴリラ*、スナフキンズ*、すゑひろがりず、ダイヤモンド、滝音、田津原理音*、ダブルヒガシ、男性ブランコ、ダンビラムーチョ*、天才ピアニスト、ドーナツ・ピーナツ*、トット、ナイチンゲールダンス*、ななまがり*、軟水*、ニッポンの社長、バッテリィズ*、ビスケットブラザーズ、ピュート*、ヘンダーソンマヂカルラブリー、マユリカ、めぞん*、もも、ゆにばーす、ヨネダ2000、ラニーノーズ、隣人、令和ロマン、レインボー、ロングコートダディ(50音順)

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