東映、本社ビル・東映会館の再開発&本社移転を発表 丸の内TOEIは25年夏をめどに営業終了

2024年5月15日(水)20時2分 オリコン

東映 (C)ORICON NewS inc.

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 東映は15日、公式サイトで本社ビルの東映会館の再開発と本社移転を発表した。

 同社は「この日行われた取締役会において、『東映会館(本社ビル)』再開発と本社移転について決議しましたのでお知らせいたします」と報告。

 『東映会館(本社ビル)』再開発の理由について「1960年に開館した東映会館は、60年以上にわたり本社オフィスおよび直営映画館として機能して参りましたが、建物・設備の老朽化に伴い、継続使用した場合は多額の修繕費用および改修費用が見込まれるため、収益不動産として再開発を行い、最大限の有効活用をすることと決定いたしました。今回の再開発は『東映グループ中長期VISION「TOEI NEW WAVE 2033」』の具体的な施策の一つとして行うものとなります」と建物の老朽化にともなうものであるとした。

 再開発の内容として、1100.81平方メートル(332.99坪)の敷地に、「ホテル・店舗を中心とした商業施設を建設します。開発期間は2025〜2029年の予定ですが、スケジュールおよび建築概要等の詳細が決定次第、別途お知らせいたします」と発表した。

 これによる丸の内TOEI 1・丸の内TOEI 2(直営劇場)の営業について、2025年夏興行をめどに映画館の営業を終了。興行事業はグループ会社のティ・ジョイによるシネマコンプレックス(218スクリーン※5月15日現在)で引き続き行うとした。

 また、本社の移転先は東京都中央区京橋2丁目の「京橋エドグラン」建物内で、移転は2025年夏ごろを予定。本社移転にともなう関連費用は、「現在精査中」と発表した。

オリコン

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