セントチヒロ・チッチ 8月20日に「CENT」名義でメジャーデビュー決定 「超最高に幸せ」

2025年5月15日(木)20時37分 スポーツニッポン

 8月に「CENT」名義でメジャーデビューする元BiSHのセントチヒロ・チッチ(年齢非公表)が15日、東京・青海のZepp DiverCity Tokyoでデビュー報告ライブを行った。集まった2000人を前に「頑張るぞっていうのと、音楽を作り出せることが超最高に幸せ」と改めて報告した。

 「CENT、始めます」。デビューを祝福しにきたファンを前に、右腕を高々と掲げて開幕を告げた。22年発表のソロ活動最初の作品「向日葵」から幕開け。サビに合わせてオーデエンスの腕が上がり、オープンニングから一体感のある空間を作り出した。

 約1時間半のステージでBiSHの「スパーク」やGOING STEADYの「夜王子と月の姫」のカバーなど全17曲を披露した。さらに親交のあるシンガー・ソングライターのおかもとえみ(34)や水曜日のカンパネラの詩羽(23)がゲスト出演し、メジャーデビューを盛大に祝うステージとなった。

 BiSH時代はアイナ・ジ・エンド(30)の感情に訴えかけるハスキーボイスが目立っていたが、リードボーカルを担っていたのはチッチだった。聞きやすい女の子らしい声で、「プロミスザスター」「オーケストラ」といったメッセージ性の強い曲で、その思いを伝える役割を担ってきた。

 「老若男女国境問わず仲間になれる音楽や空間を作りたい」。前向きで真っすぐな性格から生み出される明るい言葉たちを自らの声に乗せて届けていく。この日のライブでも家族席を設けるなど幅広い年代のファンが集まり、音を楽しむ様子がみられた。

 ソロ活動3周年を迎える8月20日にメジャーデビュー作となるミニアルバム「らぶあるばむ」を発売することを発表。親交のある詩羽が参加した「Linda」など8曲を収録予定で、合わせて秋ごろからツアーを開催することも発表。「この世界にいろんな形のらぶが共存していて、形は自由でいいのだと。それを音楽でも表現したくてらぶのテーマのなかでカラフルなサウンドが集まってます」とアピールした。

 グループではライブ直前に円陣で「ち〇ぽー!」と叫ぶのが恒例だったが、ソロになり封印。スタッフらとグータッチをしながら「や〜!」と気合いを入れるが、グループ時代に立てた目標は封印しない。「BiSHで立てなかった日本武道館にCENTで立ちたい」と、「BUDOKANかもしくはTAMANEGI」で歌った日本武道館のステージに立つ夢をソロとしてかなえていく。

スポーツニッポン

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