元楽天監督「関係者みんな心配してた」 IL入りの佐々木朗希は「投げやすいところを探しているうちに...」

2025年5月15日(木)17時47分 スポーツニッポン

 元楽天監督の大久保博元氏(58)が15日、TBS系「ゴゴスマ〜GOGO!smile〜」(月〜金曜後1・55)にリモートで出演し、右肩のインピンジメント症候群のため、15日間の負傷者リスト(IL)入りしたドジャースの佐々木朗希投手(23)についてコメントした。

 数週間前から肩に違和感があり、9日の前回登板後に症状をチームに報告。12日の精密検査で判明したという。14日にはIL入り後、初めてメディア取材に対応し、「去年、日本でのシーズン中も一度、離脱する時に似たような症状があった」と話した。

 大久保氏は「ボールにも原因があると思っていて、明らかに、高い位置から投げるのがちょっとずつ下がってきている。投げやすいところを探しているうちに今まで自分が投げやすかった投げ方と違うところに負担がきて、普通はスムーズにいったのがいかなくなったんだと思う」と故障の原因を推測。「これは我々関係者みんな心配してたんです。手の位置落ちてきてるぞっていうのはプロはみんな思ってました」と続けた。

 「メジャーリーグのボールにまだなじんでいない。そのなじむところが、日本のボールならこの上から投げれていたのがやっぱり滑るんですね。滑るから滑らないところを勝手に指先が探しているうちに肩が下がってきている状態」と説明。

 インピンジメント症候群について「日本でもこういう選手います。僕も2軍監督の時に結構いたんですね」とし、手術を受ける場合は「クリーニング、内視鏡での手術をする。これは大がかりな手術ではないんで、そんなにびっくりするぐらいのけがではないと思ってもらっていい。こういう選手はいっぱい見てきた」と自身の経験を基に解説した。

 佐々木は14日の取材対応で、米移籍でボールや気候、登板間隔など新しい環境となったことも影響したかと聞かれ、「それに関しては僕的にはあまり関係ないと思っていて、これが日本だろうが、日本の時も実際そうでしたし、登板間隔も5日だろうが6日だろうが10日だろうが原因がある以上は起こってしまうことなので、そこに関しては関係ないと思います」と話している。

スポーツニッポン

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