【超重要】『ミッション:インポッシブル』最新作の衝撃を爆上げするために重要なこと / マジで震える(ネタバレ無し)
2025年5月16日(金)14時0分 ロケットニュース24
先行上映期間中は、トムからのメッセージ映像も流れる(IMAX版除く)という。なお、IMAX版はIMAX版限定のメッセージ映像が付いてるらしい。もはやサプライズが無いことがサプライズになりそうなくらい、サプライズを連発してくるじゃんね。
さて、そんなミッション最新作だが、映画を見に行く前に、絶対にやった方が良いことがある。それだけで感動と驚愕が限界突破するのだ……! 未出のネタバレ無しで、どういうことか伝えるぞ!!
・全て
映画の公式X(Twitter)や公式HPでは、以下のフレーズや単語がキャッチコピー的な感じで用いられている。
すべての選択が、ここにつながる
すべての “ミッション” はここにつながる
集大成
オーケイ、わかるぜ。シリーズ作品でタイトルに「ファイナル」とか入ってる回ってのは、往々にしてそういう煽りをされるものだ。せやろ?
ゆえに、このキャッチコピーを見ても、( ´_ゝ`)フーンって感じで、そんなに真に受けてない人が一定数……私の予想では結構いると思う。
かくいう私もその1人だった。しかし試写会にて視聴させて頂いた結果、マジにとんでもない繋がり具合で脳を消し飛ばされた。
そして激しく後悔した。私がもっと勤勉であれば……この初視聴時の衝撃を圧倒的にグレードアップできたというのに……と。
・金ロー含め全部
話題のシリーズ作品が公開される際に、わが国では往々にして金曜ロードショーが過去の作品を立て続けに放送する。
今回もその通りのようで、16日に「ゴースト・プロトコル」、23日に「ローグ・ネイション」、そして30日に「フォールアウト」が放送予定。
23日と30日はすでに公開後だが、これは、恐らく金ローの中の人が想定していたであろう以上に、素晴らしい試みとなっている。
なぜなら「ファイナル・レコニング」は、マジで、本当にびっくりするくらい、絶対に予測不可能なレベルで、”すべて” が “繋がっている” から。
心底公式のキャッチコピー通りに、1996年の『ミッション:インポッシブル』から、2023年の「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」まで、マニアでも記憶していないというか、普通に見てても特に意識しないような細部まで意味不明なくらい徹底的に全部である。
その繋げ方が、IQにして5千兆くらいあるんじゃないかというほど巧妙で、その巧みさだけで視聴中に震えが止まらない。
仕事で参加した試写会で、「嘘やろ……」「マジで?」「いや、わからんて……!!」と、レベルの高すぎる繋がり具合だけで本気で鳥肌が立った映画は史上初だ。
本作は、この世で最も美しく、完成された、視聴者を喜ばせる伏線回収をやってのけた映画のうちの1本で間違いない。
伏線を張るのが好きな創作者や、それが回収されるのが好きな消費者は全員見るべき。これはマスターピースだ。伏線業界の教科書に掲載不可避なパーフェクトゲームっすよ。
・でもバリアフリー
つまり、事前に過去作を全て見ていくべきということである。じゃあ見てないと楽しめないのか……? そこはトム。そんな愚かなミステイクは犯さない。
『トップガン マーヴェリック』を思い出してほしい。あちらでも過去作の知識が必要な場面はあったが、心底丁寧に『トップガン』の映像をそのままねじ込んだバリアフリー仕様だっただろう。
「ファイナル・レコニング」も超絶バリアフリー仕様で、過去作を復習する時間の無い忙しい皆さんでも150%楽しめる配慮が行きわたっている。
しかし、しかしだ! このIQ5千兆ある脅威の繋がり具合を目にしての感動のエネルギーは、全て見直した状態であれば、私の高度な試算に基づくと137億年前に起きたとされるビッグバンを超える。
つまり、皆が過去作の復習をしてから見にいけば、たぶんこの宇宙は5月17日に崩壊するということ。
この週末に最速で見に行く方は、仕事や家事をしている場合ではない。労働とか止めて全てを振り返るべき。
こんなに驚かせ、テンションをブチ上げてくれるアクション映画は、それこそ『トップガン マーヴェリック』以来だった。おっと、令和のサプライズ、2トップがトムの映画になってしまった。
アクションはどうなんだって? いやもう、別にそこは今さら触れる必要ないんじゃないですかね。PVやポスターで公開されてる部分だけで、すでに頭のおかしい(いい意味で)領域に踏み込んでるじゃないですか。
見てる間は勢いで受け入れるものの、あとで冷静になるとどうかしてるんじゃないか……とちょっと引くみたいな? 実写でそういうことやっても人間って大丈夫なんだな……みたいな?
ということで、映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』。こんなに自信をもって、視聴者全員が驚愕する未来を断言できるアクション映画はない。
ネタバレ無しなのでこれ以上は何も言えないが、試写会からそこそこ経過しているにもかかわらず、思い出すだけでニヤニヤと鳥肌と鼓動の高まりが止まらねぇぞ。
公開されたら、私も池袋のグランドシネマサンシャインに見にいく予定だ。もちろんIMAXレーザーGTの……最前列ではない席でね。この映画は、可能な限りデカいスクリーンで見るべき。はー、映画館で見るのが楽しみ!!!
参考リンク:ミッション:インポッシブル
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.©2024 PARAMOUNT PICTURES.
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