谷繁元信、デビュー戦完封のヤクルト松本を称賛 活躍の背景に浮かんだ“ある名投手”とは

2024年5月24日(金)19時30分 マイナビニュース

元プロ野球選手で野球解説者の谷繁元信氏が17日、YouTubeチャンネル『谷繁ベースボールチャンネル』で公開された動画「【史上初】Ys松本投手…衝撃のデビューの立役者は〇〇!? あの広島のレジェンドも行きつけ…愛媛・松山のオススメ食事処も紹介します!」に出演。デビュー戦で完封勝利をおさめた、ヤクルトの松本健吾について語った。
○すべてのボールが勝負球に
プロ初登板となった15日夜の広島戦で、9回をヒット3本、無失点に抑えて完封勝利をおさめた松本。ルーキーのプロ初登板での完封勝利は、2008年に大場翔太氏(当時ソフトバンク)が達成して以来、実に16年ぶりの快挙だが、谷繁氏は「初先発、初勝利、初完封、無四球……すごくね?」と称賛したうえで、「すごいボールがあるって感じじゃないのよ」と冷静に指摘する。
続けて、「ストレートも145前後で、フォーク、カーブ、スライダー。フォークは意図的に投げ分けてる。ストライクゾーンの中で落とすのと、空振りを取りにいくのと」「すべてのボールでカウントが取れて、すべてのボールが勝負球になるっていう質」と補足した。
さらに、谷繁氏は「球質とか投げ方は違うけど、トヨタ出身ってことで、吉見がね、もしかしたらちょっと絡んでるんじゃないかな」「吉見も臨時コーチであったり、トヨタに行って教えてたと思うから」と、現在、トヨタ自動車硬式野球部のテクニカルアドバイザーを務める、中日のレジェンドOB・吉見一起氏の名前も挙げつつ、初登板で完封勝利を成し遂げた25歳のルーキーのすごさの背景を推察していた。
【編集部MEMO】
横浜ベイスターズ、中日ドラゴンズ などで活躍した谷繁元信氏。2014年シーズンより中日ドラゴンズ選手兼任監督、2016年シーズンは専任監督を務めた。ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞6回、最優秀バッテリー賞4回といった受賞歴のほか、27年連続本塁打および捕手としての試合出場のギネス世界記録、通算3021試合出場の日本プロ野球(NPB)記録なども持つ。

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