東宝が手掛ける才能支援プロジェクトより新作短編映画3作が完成! 演じるのは西野七瀬、吉田美月喜、西垣匠ら
2025年5月28日(水)19時0分 クランクイン!
第96回アカデミー賞(R)にて世界的な注目を集めた『ゴジラ‐1.0』『君たちはどう生きるか』を送り出し、日本映画界を牽引し続ける東宝が展開する才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」。本プロジェクトは、フォーマットやメディア、これまでの実績を問わず、すべてのクリエイターが自由に才能を発揮できる場を提供することを目的に、東宝の若手社員により立ち上げられた。
昨年6月に、4人の気鋭監督による4本の短編映画が集結し、記念すべきGEMSTONE初の劇場公開となった映画『GEMNIBUS vol.1』は、2週間限定公開のなか満席続出、連日の盛況を受け上映延長が実現した。その大好評を受け、「GEMSTONE Creative Label」による新たな短編作品として、『インフルエンサーゴースト』『顔のない街』『ソニックビート』の3作品が制作され、このたび完成したことが発表された。なお、本3作品は海外映画祭への出品を予定しており、将来的には劇場公開を想定している。
『インフルエンサーゴースト』の監督を務めるのは、VFXを駆使した洗練された映像表現を武器に活躍する25歳の新鋭・西山将貴。VFXは、第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した『ゴジラ‐1.0』にて注目を集めた同じく25歳の白組の若き才能・佐藤昭一郎が手掛ける。西山監督とは高校時代にSNSを通じて出会って以来の長年のタッグとなる。
キャストには西野七瀬、本郷奏多ら豪華な顔ぶれが集結。高級感のある映像と、実力派俳優陣の融合によって、スタイリッシュかつクールな“クリーチャーホラー”がここに誕生した。
『顔のない街』は、2023年に集英社「少年ジャンプ+」編集部と東宝が共同開催した「東宝×ワールドメーカー短編映画コンテスト」にて大賞を受賞した同名作品を原作とする短編映画。監督・脚本は、短編映画プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS』にも参加した新鋭・村上リ子。
主人公・ミサを演じるのは、『ルックバック』で注目を集めた俳優・吉田美月喜。さらに、フェイスクリニックの院長役として香椎由宇が出演。実力派俳優たちによる、不穏な緊張感が漂うSFサイコロジカルホラー作品だ。
『ソニックビート』は、TOHOシネマズ学生映画祭でグランプリを受賞した、2001年生まれの新鋭・関駿太(23)による初の商業映画作品。主演は、本作が劇場用映画初主演となる西垣匠。さらに映画初出演となる山崎天を迎え、日本エンタメ界を担うフレッシュな才能たちが、まっすぐにスクリーンを駆け抜ける。
本発表にあわせて、5月28日に実施された国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2025のレッドカーペットおよびオープニングセレモニーには、各作品の監督および豪華キャストが登場し、撮影秘話や作品に込めた想いを発表した。
また、「GEMSTONE Creative Label」統括の栢木琢也は、「“新しい才能と映画業界をもっと盛り上げたい”——そんな想いに共感してくださった監督の皆さま、そして素晴らしいキャストの方々にご参加いただき、今回、3作品が完成いたしました。今後は、世界各国の映画祭への出品を予定しており、最終的には劇場公開も想定しております。皆さまにご覧いただけるのはもう少し先になりますが、どれも非常に魅力的な作品に仕上がっておりますので、ぜひ楽しみにお待ちください」と、新たな作品を送り出す喜びと今後の展望について力を込めて語った。
※山崎天の崎は正式には「たつさき」