福山雅治主演『沈黙のパレード』に川床明日香＆出口夏希が姉妹役で出演

福山雅治が湯川学を演じる東野圭吾原作「ガリレオ」映画化第3弾『沈黙のパレード』に、フレッシュな新キャスト、川床明日香と出口夏希が出演することが分かった。




本作をさらに盛り上げる新星、川床さんと出口さんは、今回オーディションで抜擢。演じるのは、今作の舞台となる菊野商店街の定食屋「なみきや」を営む飯尾和樹と戸田菜穂扮する並木夫妻の娘たち。

第18回ニコラモデルオーディションでグランプリを獲得し、「俺の話は長い」や連続テレビ小説「なつぞら」のスピンオフドラマ「十勝男児、愛を叫ぶ！」などに出演した川床さんが演じるのは、姉・佐織。幼い頃から商店街の人々に我が子のようにかわいがられ、自分の可能性を試してみたいと夢見るキャラクター。

一方、ミスセブンティーン2018で「Seventeen」の専属モデルとしても活動し、是枝裕和監督初のNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」でW主演として出演と、俳優業にも活躍の場を広げる出口さんが、明るく人懐っこい、活発な妹・夏美を演じる。

合格時、嬉しさよりも、演じきれるのか漠然とした不安があったという川床さんだが、「物語としてみると『佐織』は悲しい役かもしれないですが、演じている時は、本当に色々な人達に愛してもらったと感じる時間の方が長かったので、私は『佐織』と過ごす時間がすごく幸せな時間でした」と撮影をふり返る。

出口さんは「私の演じた『夏美』は、すごく明るく元気な女の子です。両親やまわりの人達が悲しんでいる時は『私はしっかりしないと』と責任感も強い性格なので、普段より声を張ったり、少し大きめな笑顔などを意識して演じました」と話し、「今回の作品で、お芝居に対して以前よりも前向きに考えられるようになりました」とコメントしている。

そんな今回の娘役について、監督の西谷弘は「並木佐織という娘に、その両親や近所の仲間たちは惜しみなく愛情を注ぎ育てました。そんな大人たちの愛にどれだけ感情移入できるかが、この映画のカギ。そこで、観客がその想いにより共感してもらうためにも、佐織役にはまだ名も無き新人からの抜擢にしてみたいと。それならば妹の夏美役もと、同時にオーディションを組んでもらいました」と経緯をふり返りつつ、「ベテラン俳優さんたちに囲まれながらも物怖じせずに演じきった」と2人について話している。

『沈黙のパレード』は9月16日（金）より全国にて公開。