『バズ・ライトイヤー』女性同士のキスシーンが問題視され中東、マレーシアなどで上映禁止に

2022年6月14日(火)13時40分 シネマカフェ

『バズ・ライトイヤー』プレミア Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images for Disney

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『トイ・ストーリー』のスピンオフ映画『バズ・ライトイヤー』が、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、クウェート、サウジアラビアなど中東の複数の地域、マレーシア、インドネシアで上映されないことが明らかになった。

UAEは、メディア規制局がツイッターで「6月16日に公開予定だったアニメ映画『ライトイヤー』は、UAEのメディアコンテンツの基準に抵触するため、すべての映画館での上映が許可されません」と発表。主人公バズの画像に大きな赤色の「禁止」マークを付けて強調した。

マレーシアは、国内最大の映画館チェーンGSCが、主人公バズの決め台詞「無限の彼方へ! さあ行くぞ!」とシーンを引用して「さあ行かない!」とツイートして上映しない意思表示をしている。

それぞれ上映できない問題について直接は触れていないが、「Variety」誌などの米メディアは、劇中の女性同士によるキスシーンが問題視されていると指摘する。バズの相棒アリーシャ・ホーソーンと女性パートナーが一緒に家庭を築き、唇にあいさつのキスをするというシーンだ。アリーシャの声を務めるウゾ・アドゥバは、このシーンについて「愛のある同性カップルを意義があるように見るのは、だれにとっても重要だと思います」と語っていた。

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