ジョニー・デップがサプライズ登場!コミコンに『ファンタビ』キャスト勢ぞろい

2018年7月22日(日)17時21分 シネマカフェ

ジョニー・デップ (C) Getty Images

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主演のエディ・レッドメインをはじめとする『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の主要キャストが、現地時間7月21日(土)、米・サンディエゴで開催中のポップカルチャーの祭典「コミコン2018」に勢ぞろいし、最新作について語った。イベントの最後には、ジョニー・デップが“黒い魔法使い”グリンデルバルドの姿でサプライズ登場し、会場を大いに沸かせた。



■エディ、「ハリポタ」シリーズなら「ハグリッドを演じたい!」

「コミコン2018」最大の会場となるサンディエゴコンベンションセンターのホールHは超満員。本作のプレゼンテーションを見るために詰めかけた約6,500人の観客が集まり、本作の主人公ニュートを演じたエディをはじめとする豪華キャストが登場! 観客から割れんばかりの歓声が起こるなか、エディが杖の先に光を灯す呪文「ルーモス」と唱えると会場がパッと明るくなる演出が。

「ここに呼んでくれてありがとう! この会場の中を歩いて来るときの気持ちったら、とってもスペシャルだったよ」と笑顔を見せるエディ。ニュートのコスプレをしたファンから「ハリー・ポッターシリーズならどの役を演じたい?」と質問を投げかけられると、同じ魔法動物を愛する「ハグリッドを演じたいな」と答えるひと幕も見られた。


続いて、今回新たに解禁となった約3分にも及ぶコミコン予告編映像が流されると、エディは「いつもこの世界にいられることをうれしく思っているよ。みんなに愛され、様々な言語に訳されているこのJ.K.ローリングの創り出した素晴らしい世界に。僕はただ従うだけ、というかこのクリエイティブで想像力豊かな(J.K.ローリングの)世界に身をゆだねて泳いでいるような感覚でいるんだ」と、このウィザーディングワールドが世界に広がっていくことに自身の思いを語った。


■“ピノキコ”姿のエズラ、予告編には「萌えるシーンしかない」
ウィザーディングワールドの“公式ファン”であると語るクリーデンスを演じたエズラ・ミラーは、なぜかマリオシリーズの「ピノキコ」のコスプレで登場! 解禁された予告編について「萌えるシーンしかないですよね、すごすぎ! ホグワーツ、ダンブルドア、ニフラーたくさん出るし、(ニコラス)フラメルだよ!?」と、ファンらしく興奮気味にアピール。


若きダンブルドア先生を演じたジュード・ロウは、本作のダンブルドアは45歳であると明かし、「『若い』ダンブルドアと呼ばれていることが嬉しいね。僕もいま45歳だけど、もう若くないって感じているから(笑)」とおどけながら、「デイビッド・イェーツは素晴らしい監督で、僕に自由にこのキャタクターを作り上げさせてくれたんだ」と言う。

「キャラクターの特徴で引き継いでいる部分はたくさんあって、相変わらずお茶目で、人に影響を及ぼす手段を持っているよ。特にニュートに対してだけど。あとは秘密を持っているんだ。この点に関してはJ.K.ローリングが作り上げたキャラクターすべてに共通すると思っているよ。いくつかの闇の部分があって、それは物語上で徐々に説明されるよ」と、ダンブルドアが抱える“秘密”についても言及した。


また、ジュードは「魔法界とマグル(ふつうの人間)の世界の双方が絡み、魔法界に暮らしていた魔法使いたちが突如、魔法界と人間界のどちら側につくかの選択を迫られることになる。もしかしたらこれまでの魔法ワールドの物語のなかでも最も深みのあるストーリーかも」と、ファンタビの世界で起こる危機について教えてくれた。 

■ジョニデ、“グリンデルバルド”としてサプライズ登場!
最後に、ジョニー・デップが “黒い魔法使い”グリンデルバルドの姿でサプライズ登場すると、どよめきが起こり、会場のボルテージはマックスに!


「みなさん、拍手は僕のためではなく、あなたたちのためのものだ。私はマグルを嫌っているとずっと言われていたが、嫌っているというのは事実ではない。マグルは他のものと同等だと言っているのだ。価値があり、また価値を与えている。魔法は限られた魂にしか宿らないのだ。人間界のためにどのような世界を作るのか。本当の自由の中に生きられる世界。私たちにとって公平な世界が作られる瞬間が来るだろう」と、“グリンデルバルドになりきったまま”で演説し、観客を魅了した。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は11月23日(金・祝)より全国にて公開。

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