「うすた京介漫画賞」が創設 ギャグ漫画の次世代を期待

2016年7月29日(金)16時2分 BIGLOBEニュース編集部

うすた京介漫画賞(c)うすた京介/集英社

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集英社は29日、「うすた京介漫画賞」を創設し、漫画投稿サービス「少年ジャンプルーキー」で作品の募集を開始した。


「うすた京介漫画賞」は、ギャグ漫画『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』や『ピューと吹く!ジャガー』の著者であるうすた京介氏が、審査委員長を務める新たな漫画賞。うすた氏の得意とするギャグ漫画はもちろん、全ジャンルの漫画の応募を受け付けている。大賞と準大賞受賞者は、賞金授与とともにうすた氏から直接トロフィーを受け取ることができる。


応募作品は、投稿後に「少年ジャンプルーキー」で即時公開。応募作品一覧コーナーは8月26日にオープンし、10月31日までの応募期間内に投稿された作品を毎週金曜日に追加更新する。


集英社は、6月にも新しい漫画賞として「矢吹健太朗漫画賞」を創設、作品を募集している。「矢吹健太朗漫画賞」の投稿作は、7月29日から「少年ジャンプルーキー」の一覧コーナーで公開している。


<審査委員長・うすた京介氏からのメッセージ>
というわけで、こんな冠のついた賞を初めてやらせていただくことになりましたが、特にギャグ漫画じゃなくてもめちゃくちゃドス黒いダークなストーリー漫画でも何でもかまいません。でもあんまりドス黒いのは好みじゃないので他の人のときに送った方がいいかもしれません。僕はやっぱり少年漫画らしい漫画が好きです。
漫画に限らず、僕が何かを評価する時に見るポイントは「面白いことをやろうとしているかどうか」です。とにかく変なことをしてみたい、誰も作らないものを作りたいという気持ちが滲み出てるかどうか、そういう意識を一番見ていると思います。
まあ、とはいえそういう意識で描けば賞が取れるというわけでもありません。漫画って思ってるより描くのが難しいんです。なので確実に賞をもらうには読んだ人全員がビックリするようなすごい傑作を描くのが一番良いでしょう。がんばってください!

BIGLOBEニュース編集部 BIGLOBEニュース編集部RSS

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