【インタビュー】「30だけど17です」ヤン・セジョン、イェ・ジウォンとの共演シーンは「終わってからも思い出す」

8月2日(金)16時0分 シネマカフェ

「30だけど17です」ヤン・セジョン

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韓国では放送スタートと同時に同時間帯視聴率トップの座を得、最終回まで1位を独走した人気韓国ドラマ「30だけど17です」のDVDが先日リリーススタート(DVD-BOX2は8月2日リリース)。この度、本作で主演するヤン・セジョンが、インタビューで本作の見どころや撮影裏話などを語ってくれた。

本作は、17歳で時間が止まったままの2人が贈るヒーリングラブコメディ。交通事故で17歳の心のまま30歳になって目覚めたソリと、彼女の事故がトラウマで17歳のまま心を閉ざしてしまったウジンが、お互いの正体を認識しないまま再会、2人が次第に惹かれあい、初恋が動き出していく…。


本作で主演を務めたのは、作品ごとに違った顔を見せることから“怪物新人”“次世代ライジングスター”と呼ばれるヤン・セジョン。2016年にデビューし、「師任堂(サイムダン)、色の日記」での爽やかイケメンぶりや、「愛の温度」のオトナ女子の心を溶かす年下男子っぷりが話題になったことも記憶に新しい。

そんな日本でも話題のヤン・セジョンが今作では、心を閉ざして人との関わりを持たない冷血漢でありながらも、根は優しくて繊細なウジンを好演。視聴者からは「ヤン・セジョンでなければウジンは考えられない」と絶賛されたほどだ。


——まず最初に、本作出演への決め手はなんですか?
一言で表現できると思います。台本を頂いて読んだとき、癒しを感じました。笑いながら読んでいる自分もいて、胸の中にある暗い部分が浄化されていくような、日常生活での治癒を感じられたので出演を決めました。

——コン・ウジンの魅力はどんなところだと思いますか?
ウジンは、自分の興味があることを目の前にすると、人の目を気にせずに突き進みますよね。彼は純粋だと思いました。ソリは17歳の精神年齢で体は30歳だけど、ウジンは17歳の心で出かけたまま、そこからその場所に止まっている人物なのではないかと思います。

自分の中にある純粋な面や性格を遮断しているけど、ジェニファーとソリ、チャン、そしてドクスとヘボムとの関係の中で変わっていく、そういうシチュエーションも楽しかったです。

外の世界を遮断した状態の中、ソリによって変わっていく姿をどうやって表現しようかと考えましたし、楽しみながら撮影にも臨めました。ウジンが持つ心の傷や欠如している部分を解いていく過程が、魅力的に感じられましたね。


——本作でも香りを変えたり、キャラクターのキーワードを決めたりといった工夫はありましたか?
今回のキャラクターのキーワードは特に決めていませんでしたが、香りは変えましたね。

撮影の序盤から使っていた香水は撮影が終わる2〜3週前に使い切ってしまって、終盤では別の香水を使っていたんです。今回はウジンに似合いそうな、近寄りがたくて、強い香りのする香水を選びました。ウジンの性格を表現できる香りだったと思います。ドラマの最初の部分で、ソリとジェニファーに出会ったとき彼らとの間に壁を作るじゃないですか。ぴったりだった気がします。

他に気を遣ったところは台本と、一緒に演じる俳優さんに集中していました。面白くない回答ですみません(笑)。

そういえば、エピソードがあって…山男のような姿のシーンを最初に撮影したんです。その後に、髪を切ってひげを剃ってから次の撮影が始まる前に監督の横に立っていたら、冗談ではなくスタッフが「どちら様ですか?」って聞いてきたので、「僕、セジョンですよ。ウジン役の」って言ったら、全然違うって言われてしまいました(笑)。

——コン・ウジンとの共通点はありましたか?
あまり外見を気にしないところかな。ウジンが外見を気にするシーンもありましたが、山男のような姿を見ると、普段からそんな感じだと思うんです。でも、性格などはウジンとは正反対というか…似ている部分は無いですね。

——ウ・ソリ役のシン・ヘソンとの共演はいかがでしたか?
僕たちの撮影シーンはほとんどワンシーン・ワンカットだったんです。NGもほとんど出さずに、スムーズに撮影していました。本当に息がぴったりでした。


ヘソンさんはとてもさばさばしていて、すぐ打ち解けられるところが魅力的な方です。誰とでもすぐ仲良くなれて、とても正直なんです。お互い相性はばっちりだったと思います。

——ソリの魅力はどこだと思いますか?
身体は30歳でも精神年齢は若いことって、無いようでも実際にはありますよね。たとえば年齢が40歳でも、精神年齢が10代のままのようなとても純粋な人。そういう部分がとても魅力的だったと思います。


僕と正反対のウジンだけが感じたソリの魅力は、ソリは自分の感情に素直で、いつもそれをあらわにしていたところじゃないかな。ウジンはそうじゃないから、自分と反対の人と接することによって、そういった所を魅力に感じたんだと思います。

——出演シーンで一番気お気に入りのシーンはどこですか?
ドラマが終わってからも思い出すシーンなのですが、ウジンは悩んでいる時にいつもベンチに座ってじっと月を見上げたり、木を眺めたりしていたんです。その時にジェニファーがやってきて、自分の経験について話してくれるシーンが記憶に残っています。

ジェニファーとのシーンは好きですね。一緒に木を眺めながら、ウジンが「時間が過ぎ去ってしまえばいいのに」と言うと、ジェニファーがウジンにアドバイスをしてくれるんです。そういったシーンが心に残っています。

——印象的なセリフはありますか?
僕のセリフより実はジェニファーのセリフが記憶に残っています。

一番気に入っているシーンと同じなのですが…。ベンチに座って交わす会話が印象的です。「時間が過ぎ去ればいいのに」と僕が言うと「どうせその時間は過ぎていく時間だから、後悔しないように過ごして欲しい」というような内容のセリフです。時間が過ぎてしまうと、二度と戻らないから…そんなセリフでした。強く記憶に残っていますね。

——アドリブなどはありましたか?
アン・スンギュンさんとチョン・ユジンさんと共演する会社のシーンでアドリブが特に多かったです。特にスンギュンさんとのアドリブが一番多かったですね。監督から止められたこともありましたが(笑)。彼も僕のアドリブを受けとめてくれたので。楽しかったです。

——撮影裏話などエピソードを教えてください
ジェニファー役のイェ・ジウォンさんとのベンチのシーンで、ジウォンさんが突然大粒の涙を流されたことがあったんです。詳しい理由は分かりませんが、その気持ちが僕にはなんとなく分かるような気がしました。その時の照明と、感情を引き立てるシチュエーションとセリフ。僕の中ではとても良い思い出なんです。

偽りじゃない真剣な気持ちで演技をしてらっしゃるというのを目の当たりにしたので。その時のジウォンさんの姿、それを見つめるスタッフたちや僕の深い感情。だからこそ、より集中できたんだと思います。とても良い思い出で、一番印象に残っている記憶です。


——本作の見所を教えてください
見所はウジンが徐々に変わっていく過程、その過程が全ての関係性に影響していく姿だと思います。ジェニファーにも、ソリにも、ヒョンにも、ドクスやヘボムにも、それからチャンにも。

チャンには、ウジンの本来の姿を少しずつ見せ始めるんです。色々な人たちと接する中で少しずつ心を開いていく姿も見所だと思います。ソリが人生の紆余曲折の中で成長していく姿も見所の一つです。そして、ジェニファー。ジェニファーの話ばかりですみません(笑)。ネタバレになってしまうので詳しくはお話しませんが、ジェニファーが抱える傷があるんですよ。ジェニファーの傷に関するエピソードも見所です。

それから、チャン。チャンがソリを女性として好きになって、胸がムズムズするという表現をするんです。「これ何だろう…なんでこんなに胸がムズムズするんだろう…」と言うセリフがあるのですが、チャンのそういう姿。純粋な19歳の姿も、脚本家の先生がとても繊細に表現してくださって、全てのキャラクターが変わっていく過程に、性格的な部分を絶妙に溶かし込んでくださいました。

——昨年のファンミーティングでは初来日をされましたが、日本のビール以外に気に入った食べ物や場所はありましたか?
あります! ハイボールとラーメン。とても美味しいラーメン屋さんを教えてもらったんです。そのお店で、口の中で溶ける餃子を経験しましたし、赤いスパイシーなラーメンと、味噌ラーメンを注文しました。とても美味しかったです。

牛肉、ラーメン、ハイボール、ビール、この4つが大好物です。

——最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。
こんにちは。ヤン・セジョンです。「30だけど17です」は各キャラクターの持つストーリーがはっきりしていて、中盤から終盤につれ関係性がどう変わっていくのかが繊細に描かれている作品です。このドラマはコミカルでキャラクターたちの関係が面白く描かれています。お家で癒されたい時に見ていただくのがぴったりだと思います。「30だけど17です」をぜひ楽しんでくださいね。お体に気をつけて、いつも幸せでいてください。


「30だけど17です」DVD-BOX1はリリース中、DVD-BOX2は8月2日(金)リリース。

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