英国映画協会、シャネルと共同で新たな映画賞を創設 審査員長にティルダ・スウィントン

2022年8月5日(金)14時15分 シネマカフェ

ティルダ・スウィントン Photo by Dimitrios Kambouris/Getty Images)

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英国映画協会(以下、BFI)が、ファッションブランドの「シャネル(CHANEL)」と共同で新たなフィルムメーカー賞「BFI&Chanel Filmmaker Awards」を創設したことを明らかにした。

対象は「独創的なアイディアを持ち、リスクを取って新しい切り口を見出そうとしているイギリスの新進映画クリエイター」。候補者は最大7人が選ばれ、その後選出された3人にそれぞれ2万ポンドずつが贈られる。3人のうち、少なくとも1人は女性、あるいは自身をノンバイナリーと認識している人物が選ばれる。

2020年にBFIから栄誉ある「BFIフェローシップ」を授与され、シャネルのアンバサダーでもあるティルダ・スウィントンが、BFIのCEOベン・ロバーツやイギリス版「VOGUE」誌の編集長らと審査員長を務めるという。

ロバーツは「シャネルをBFIの新しいパートナーに迎えることができてとてもうれしいです」「この賞のために時間を作ってくれたティルダたちに感謝します」「この賞は、英国の映画クリエイターにとって重要なプラットフォームです」とコメント。

ティルダは9月29日に開催されるBFIのガラ「ルミナス」のステージで受賞者を発表する。「ルミナス」は、BFIの活動資金を集めるために行われる華々しい映画の祭典で、イギリスのスターや業界の著名人が多数参加する。

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