この風景は2度と見られないの？「呪術廻戦」胸が締め付けられる思いで見守りたい1年ズ3人のファミレス回

　“1年ズ”がまた笑顔でそろう日が見たい……。アニメ「呪術廻戦」第30話で描かれた虎杖悠仁（CV：榎木淳弥）たちの何気ない日常は、今あらためて見返すと一層胸を締め付けられる。

【映像】和気あいあいと話す虎杖・釘崎・伏黒の思い出シーン（8分20秒ごろ〜）

　現在配信中のアニメ「呪術廻戦」は、シリーズ累計発行部数9000万部を超える芥見下々氏の同名漫画が原作。両面宿儺と肉体を共有することになった高校生の虎杖悠仁が、対呪い専門機関である「呪術高専」に編入するところから始まる物語だ。2023年7月〜12月に放送されたアニメ第2期は、最悪の呪詛師である夏油傑（CV：櫻井孝宏）と五条悟（CV：中村悠一）の高専時代を描いたエピソード「懐玉・玉折」と、第1期から続く時間軸のエピソード「渋谷事変」で構成されていた。続編となる「死滅回游」の制作も決定している。

　「渋谷事変」は、ハロウィンでにぎわう渋谷駅周辺を舞台に、呪術師たちと呪詛師・呪霊たちが大規模な戦いを繰り広げるエピソードだ。「渋谷事変」の初回にあたる第30話では、虎杖、釘崎野薔薇（CV：瀬戸麻沙美）、伏黒恵（CV：内田雄馬）たち、通称“1年ズ”の日常が描かれた。

　それぞれが買い物をしたり映画を観たりと思い思いの時間を過ごす中、虎杖の中学時代の同級生である小沢優子（CV：愛美）が登場。ひょんなことから釘崎と伏黒と一緒に恋バナに花を咲かせることになった。虎杖のことが気になっている小沢に対して、釘崎と伏黒は、虎杖の好きなタイプなどについて情報提供していた。

　何気ない日常を過ごす“1年ズ”に「ずっと見ていたい」「エモい」「一年ズわちゃわちゃしててかわいいしかない」と心和ませる人々が続出した。ただ、物語は以降、呪術師たちと呪詛師・呪霊たちの総力戦へと突入していく。それだけに先の展開を知るファンからは「日常回を噛み締めてほしい」「もっと！お買い物行ったり、映画観たり、カラオケ行ったり……青春時代を謳歌してほしかった!!」「もうここからずっと鬱ストーリーやな……」という声も寄せられ、あらためて見返すと、ほっこりすると同時に胸を締め付けられるエピソードとなっている。

(C)芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会