藤田ニコル、永遠に“盛り命”「おばあちゃんになっても盛りたい」 自身の転機や今後も語る

2024年9月10日(火)10時30分 マイナビニュース

●芸能界に入ってから「より自分のことが大好きになった」
モデルやタレントとして活躍し、アパレルブランドのディレクションも務めるなど、活動の幅を広げている藤田ニコル。モデルとしては2017年より『ViVi』の専属モデルを務め、9月1日に都内で行われた「ViVi超ポジティブEXPO2024」では、「セルフラブ」「セルフポジティブ」をテーマに、前向きな自分になれるヒントを読者に発信した。イベントを終えた藤田にインタビューし、明るさが増してきたという自身の変化や、“盛り命”へのこだわり、さらに、これまでの転機や今後についても話を聞いた。
藤田は、年齢を重ねて自分の気持ちを上手にコントロールできるようになってきたという。
「若い頃のほうが感情の波がありました。今はちょっと気持ちが下がっても好きなものでテンションを上げたり、自分で明るくする方法を身につけているので、昔より今のほうが明るいです」
3年前から飼っている愛犬のユキちゃんも大きな心の支えになっている。
「ワンちゃんの力はすごくて、疲れて帰ったら全力の笑顔で迎え入れてくれるし、落ち込んだときも寄り添ってくれるし、犬ってすごいなと思います」
藤田の気持ちのアップダウンはファンによるものが大きく、自身の原動力でもあるという。
「ファンの子がうれしいと私もうれしいし、ファンの子が悲しんでいると悲しくなります。例えば、台風の影響でイベントに来られないという報告をもらうとへこんだり、ファンの気持ちと直結して悲しんだり喜んだりしています。元気をもらえるのもファンの子のおかげで、一番の原動力です」
「セルフラブ」について尋ねると、「自分のことはけっこう好きな方です(笑)」とにっこり。
「雑誌のお仕事などでたくさんかわいくしてもらうと自信が持てて、自分好きだなと思うし、自撮りをしていても、『あ、盛れているな』と思ってうれしくなったり。この仕事をしてより自分のことが大好きになりました」
○「何歳になっても盛ったほうが気持ちが上がる」
また、自身の中で「盛り命」が大切なテーマだと言い、「高校生くらいから大事にしています」と明かす。
「今日もギリギリまで、ラインストーンをここにもつけようかな、髪ももっと盛ろうかなって。ファンの子に『かわいい』と言ってもらえるかなと思いながら、鏡とにらめっこして盛っていました」
雑誌でナチュラルな“大人にこるん”を披露することもあり、さまざまな自分を楽しんでいるものの、「黒髪などナチュラルは何歳になってもできるので、今のうちに盛っておきたいなと。たくさん明るい服やメイクなどで盛り盛りでいたい」と今だからこそできる“盛り”を存分に楽しんでいる。
「盛るのは今しかできない」と言いつつ、「盛りは永遠かもしれない。おばあちゃんになっても盛りたい」と語る藤田。「これからも“大人にこるん”や“盛りのにこるん”など、いろんな私を出していけたら。おばあちゃんになったら髪をピンクにしたいです。何歳になっても盛ったほうが気持ちが上がると思うので」と声を弾ませた。
テレビなどでも大活躍の藤田。自身の意見を求められることも多いが、発言する際に心がけていることを尋ねると、「何も考えてないですが、嘘はつかないようにしています。もちろん人が嫌がるようなことは言わないようにしていますが、思ったことを言うのが自分だから、自分らしく発言するようにしています」と答えた。
●「毎年ビッグニュースがある」『ViVi』加入や結婚も転機に
これまでの転機を尋ねると、「毎年けっこういろんなことをやっているので、ずっと転機だと思います。結婚も転機ですし、ビッグニュースが毎年あって楽しいです」と充実した表情を見せる。
昨年8月に俳優の稲葉友と結婚してから約1年。結婚後の変化を尋ねると、「その前から一緒にいたので何も変わってないです。でも、へこんで帰っても家の電気がついているのはいいなって思います」と答えた。
2017年に『ViVi』に加入したことも大きな転機になったという。
「ギャル誌から来たので、入ったときは批判的な声も多かったですし、自分でもギャップでしかなかったです。ViViモデルはかわいいとか元気というより、強くてオーラがあってかっこいいなと。最初はこのオーラ出せるのかなとビビッていましたが、自分はドMでマイナスから始まるのが好きなので頑張ろうと思いました」
今ではすっかり『ViVi』の顔になり、専属モデルの中で最年長に。
「批判的なことを言う人もいなくなりましたし、馴染めたのかなと思うとうれしいです。いろんな人の卒業を見送って、ついに自分が一番上の立場になってしまってびっくりです」
また、『ViVi』に加入してから「自立した女になりました(笑)」と自身の変化を明かす。
「ViViモデルは自分で何でもできるかっこいい人が多くて、それに刺激されて私もいろんなことに挑戦するように。自分で車を運転して現場に来る人もいて、かっこいいなと思って私も免許を取りました」
今後の抱負を尋ねると、「今26歳でこれから30代に突入しますが、年齢に合った仕事をしていきたい」と答え、「いつから子供ができたら何かそれに関するお仕事がしてみたいし、おばあちゃんになったらおばあちゃんらしい活動ができたら。明確にこれというものはまだないですが、みんなを驚かせたいという思いがいつもあるので、これからも“びっくり”は大切にしていきたいです」と笑顔で語っていた。
■藤田ニコル
1998年2月20日生まれ、ニュージーランド出身、埼玉県育ち。2009年、ファッション誌『nicola』の「第13回ニコラモデルオーディション」でグランプリを獲得し、専属モデルに。その後、『Popteen』の専属モデルを経て、2017年より『ViVi』の専属モデルに。情報番組やバラエティ番組でも活躍するほか、2021年にアパレルブランド「CALNAMUR(カルナムール)」を立ち上げ、今年3月1日に東京・ルミネエスト新宿に同ブランドの1号店をオープンさせた。

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