シャーリーズのブロンドが映える! 80‘Sな“スパイファッション”に注目

2017年9月15日(金)17時0分 シネマカフェ

『アトミック・ブロンド』 (C)2017 COLDEST CITY, LLC.ALL RIGHTS RESERVED.

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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『ワイルド・スピード ICE BREAK』でファンを大興奮させたシャーリーズ・セロンが、ベルリンを舞台に最強のスパイに扮する『アトミック・ブロンド』。このほど、シャーリーズも自ら提案したという、ブロンドがいっそう映えるスパイファッションがお披露目された。



「今世紀最高」とも評される、シャーリーズの体を張った壮絶なアクションが見どころとなる本作。このほど公開されたのは、そんな彼女が演じるスパイ、ロレーン・ブロートンがまとう華麗な衣装が確認できる場面写真だ。

「80年代のファッションから最高にカッコいい要素を見つける」というテーマのもと、当時のベルリンにあった60年代〜70年代のアイテムも巧みに取り入れつつ作り上げられたそのスタイルは、シャープでスタイリッシュ。本作でプロデューサーとしても名を連ねるシャーリーズ本人からの「革のコートを着て、ガーターベルトを付けて変装しているスパイがいたらどうだろう」というアイディアも加わり、ブロンドヘアにも映えまくる本作ならではの最高にクールなスパイファッションができ上がった。


多くの衣装はロンドンやベルリンにあるスタジオから調達していたが、それだけではなく、何百点にものぼる大量の古着を購入し、衣装に生かしたという本作。「ステレオタイプは避け、微妙なニュアンスや美しさ、芯にあるものを見出すことを大事にしていた」と語る衣装デザイナーは、魅力的な衣装の中でも特に、「夜の外のシーンの撮影のため、『ディオール(Dior)』のアーカイブから貸し出された赤いコートは何より輝いて見えることは間違いない」と断言する。いつ、どこで、そのコートが登場するのか…それは観てからのお楽しみ。


しかし、壮絶なアクションシーンも多数こなすため、他の作品にはない苦労があったことも伺える。シャーリーズ演じるロレーンの衣装は、血しぶきで幾度となく汚されるため、衣装部は同じ衣装をいくつも用意しなければならなかったとか。美しい衣装をまとったロレーンが、激しいアクションで群がる敵を次々に仕留めながらも、ボロボロになっていく様はまさに“壮絶”のひと言。美しき最強のスパイの魅力を何倍にも引き出す一方、アクションシーンの見せ方にもクールな衣装がひと役買っているといえそうだ。

『アトミック・ブロンド』は10月20日(金)より全国にて公開

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