菜々緒主演『無能の鷹』金曜ナイトドラマで歴代最高再生数　“原作ファン”EXITの忖度なし視聴会も開催

　俳優の菜々緒が主演し、塩野瑛久が共演するテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『無能の鷹』（後11：15）の初回が11日に放送された。2日間での初回見逃し配信再生数は、同枠歴代最高再生数の108万8000回を記録（ビデオリサーチにて算出／12日〜13日）し、TVerのドラマランキングでも1位、さらには総合ランキングでも1位を獲得した。

　本作の主人公・鷹野ツメ子（菜々緒）は、どこからどう見ても中堅エース級の風格を備え、超有能そうな見た目なのに、実は衝撃的に無能。一方、鷹野と同期入社の鶸田道人（ひわだ・みちと／塩野）は、本当は仕事ができるのに、見るからに無能そうな残念サラリーマン。“有能に見える女”と“無能に見える男”の最強タッグが奇跡を起こす、新時代のお仕事ドラマ。

　第1話では鷹野が、難しいことを考えると頭が痛くなり、「何がわからないのかわからない」と素直に開き直る。絶対成功しそうなオーラで周囲からの視線をクギ付けにしながら真剣な表情で挑み続ける“UFOキャッチャー”では結局一度も成功しなかったり、さらには屋上でカッコよくポーズをキメているけど、実は今にもクビ寸前だったりと我が道を突き進む“無能っぷり”が際立った。

　そんな“愛おしいほど無能”な鷹野にSNSでは「無能の鷹のおかげで、仕事できない3年目の心が少し軽くなったよ、ありがとう菜々緒様」「死ぬほど笑っていたはずなのに、気づいたら泣いていた」「無能でもポジティブに生きる姿に癒され元気をもらえた」「もっと力を抜いていいのかな？って…勇気がでます」「私が会社を必要としている、この言葉は忘れずにいたい」など、新感覚の“週末癒し系ドラマ”と話題になった。

　また、原作ファンを公言するお笑いコンビ・EXITのりんたろー。と兼近が「第一話同時視聴会」（15日　後9：00）を開催することが決定。兼近は1年前から『ホンマでっか!?TV』（フジテレビ）や『EXITV〜FODの新作・名作をPon！Pon！見せまくり!!〜』（フジテレビ）で“推し漫画”として『無能の鷹』を紹介しており、当時、実写ドラマ化も予言していた。“厳しい原作ファン”が、忖度なしでドラマについて語る。