ダニエル・デイ・キム、「ステレオタイプを打ち破る役を探すのにベストを尽くしてきた」

2021年10月18日(月)13時15分 シネマカフェ

ダニエル・デイ・キム Photo by Rich Polk/Getty Images for IMDb

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「LOST」のジン役、「HAWAII FIVE-0」のチン・ホー・ケリー役で知られるダニエル・デイ・キムが、これまでの役選びで心がけてきたことについて「Emmy Magazine」に語った。

「キャリアを通して、ステレオタイプ(の役)を避けることにベストを尽くしてきました。ステレオタイプを打ち破る役、ステレオタイプを覆す役があれば、それを表明するためだけに役を受けることもあるかもしれません。役を選ぶときにそれがなにを描くか、なにを表現するのか。そういうことを熟考するのは間違いなく私にとって最優先事項の一つなのです」と韓国で生まれ、幼い頃にアメリカに移住したアジア系アメリカ人としての信念を明かした。

ダニエルは11月にアメリカで放送を控える「ホット・ゾーン」シーズン2で主役FBI捜査官に起用されており、「このドラマが10年前に作られていたら、私の顔のようなFBI捜査官が主人公になるだなんてありえないことでした。本当にもう、これは進歩の兆候というものですよね」と感慨深げに「People」誌で語っている。

今年5月、ダニエルは「『エンジェル』『LOST』『地獄の変異』『スパイダーマン2』『キリング・ゲーム』『アンドロメダ・ストレイン』…私は画面上で何度も死んできて、これが自分の子どもたちにとって現実的な問題となってきているのです。そのため、役を引き受けるか否かを決めるのに最重要な決め手になっています。有色人種が(死ぬのが)お決まりになっていることは変えるべきです」とツイッターで訴えていた。

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