ジョン・キャメロン・ミッチェル監督、9年ぶり来日!“ヘドウィグ” 山本耕史と再会

2017年10月19日(木)21時1分 シネマカフェ

ジョン・キャメロン・ミッチェル監督&山本耕史/『パーティで女の子に話しかけるには』ジャパンプレミア

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シャイな少年が美少女宇宙人に恋する青春ラブストーリー『パーティで女の子に話しかけるには』のジャパンプレミアが10月19日(木)、都内で行われ、来日中のジョン・キャメロン・ミッチェル監督が出席。俳優の山本耕史がゲストとして登場した。

ミッチェル監督と山本さんの再会は約9年ぶり。ミッチェル監督の代表作である「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の日本語版ミュージカルにて、山本さんは2007年、2008年、2009年と3度にわたり主人公のヘドウィグを熱演しているほか、2008年のジョイントライブでミッチェル監督と共演をしている深い間柄だ。


それだけに「僕は勝手にヘドウィグ、そして演じるミッチェルさんを同志だと思っている」(山本さん)、「ヘドウィグを演じたすべての俳優が、僕にとって兄弟姉妹だよ。目を見れば、わかるしね」(ミッチェル監督)と久しぶりの再会も、ブランクは感じていない様子。

先日、ミッチェル監督をはじめオリジナルキャストによる舞台「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」が日本で初上演され、大好評を博したばかりだが、山本さんは仕事の都合で観劇がかなわず「じゃあ、明日どこかでやってよ。観に行くから」と無茶ぶりしていた。


『パーティで女の子に話しかけるには』の舞台は1977年、ロンドン郊外。パンクロックだけを救いに生きるサエない少年、エンは偶然もぐり込んだパーティで、遠い惑星からやって来た美少女宇宙人のザン(エル・ファニング)と出会い恋に落ちるが、2人が一緒にいられるのは48時間だった…。“大人のルール”に反逆する少年少女がパンクな逃避行を繰り広げる。

「原作はたった1シーンの短編。そこからイメージを膨らませ、より豊かな世界を広げていったんだ。いまの若者はSNSで手いっぱいだろ? 人生の不条理を受け入れるだけじゃなくて、若さ本来がもつパワーや、純粋で健康的なパンク精神を思い出してほしくてね。何より、これは初恋を描いた物語。皆さんの心に響けばいいなと思うし、そうなると信じているよ」(ミッチェル監督)


山本さんも本作は大のお気に入りだといい「ジョンがここまでファンタジーを直接的に描くのは初めて。彼の心にある、特に童心の部分がアートとして表現されていて、キュンとしたし、映像や衣装も素晴らしいから、まるで美術館に迷い込んだみたい」と話していた。

『パーティで女の子に話しかけるには』は12月1日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。

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