「マンダロリアン」元格闘家が演じる力強い女性キャラクターが人気に

2020年10月29日(木)16時0分 シネマカフェ

「マンダロリアン シーズン1」ジーナ・カラーノ演じるキャラ・デューン(C)2020 Lucasfilm Ltd.

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銀河を舞台に、孤高の賞金稼ぎと不思議な力を秘めた子どものバディを描く「スター・ウォーズ」初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」。本作では、元プロ格闘家の女優ジーナ・カラーノ演じる女性戦士キャラ・デューンも大活躍、その本格アクションで注目を集めている。

「スター・ウォーズ」といえば、魅力的な女性キャラクターの存在は欠かせない。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で初登場したキャリー・フィッシャー演じるレイアは、伝説のジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカーの妹であり、反乱同盟の偉大な指導者の1人。命がけで帝国の圧制を終わらせようと戦い、銀河の偉大な英雄となっている。

また、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場した、デイジー・リドリーが演じた主人公レイも高い人気を誇る。砂漠の惑星ジャクーで家族を待ちながら孤独に暮らしていたレイは強いフォースの持ち主。キュートなドロイドBB-8と出会い、レジスタンスとファースト・オーダーの戦いに巻き込まれていく。

『エピソード4/新たなる希望』の直前、“ならず者”ばかりのチームを率いてデス・スターの設計図強奪ミッションを成功させたのが『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のジン・アーソ。父である科学者ゲイレン・アーソと生き別れてから、ひとりで生きてきた女性戦士をフェリシティ・ジョーンズが熱演した。

そして、いま最も熱視線を浴びている「スター・ウォーズ」の新たな女性キャラクターが、百戦錬磨の女性戦士キャラ・デューン。キャラは元反乱軍のショック・トルーパーであり、軍隊で学んだスキルを頼りに傭兵として新しい人生を築いている。しかし主人公のマンダロリアンと出会うことで、様々な戦いに巻き込まれていくことになる。


キャラを演じたアクション女優ジーナ・カラーノは、もともとプロの総合格闘家として人気を誇った選手。引退後は高い戦闘能力を生かし、『ワイルド・スピード EURO MISSION』や『デッドプール』などに出演してきた。

本作の製作総指揮ジョン・ファブローは、キャラ役はジーナしかいないと思い、オーディションなしで彼女に決めたことを明かしている。ファブローは「ジーナのことは『エージェント・マロリー』(2012)を見て、素晴らしい女優だと思いました。それに目が肥えたスティーブン・ソダーバーグが選んだ女優ならば間違いないだろうと確信していました」と、ジーナへの信頼を語る。


ジーナはアクションや戦闘シーンが多い女性戦士のキャラ役について「自分が演じるキャラクターにここまで入り込むのは初めてです」と明かす。

「キャラはオルデラン(レイアの故郷)出身の元ショック・トルーパー。平和な惑星だけど攻撃されて消えてしまいました。だから故郷はありません。当時はもう少し荒れていて反抗的な性格だったんです。戦いや喧嘩が大好きなタイプ」と説明し、「強い女性キャラクターが活躍することは嬉しい」と言う。

シーズン1では、そんなジーナがアクションシーンを自らこなすキャラの活躍を見ることができるが、シーズン2でもマンダロリアンとザ・チャイルドの数少ない仲間としてさらなる活躍が期待されている。


「マンダロリアン」シーズン2 第1話は10月30日(金)16時〜よりディズニープラスにて配信開始、第2話は11月6日以降、毎週金曜日17時〜配信。

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