キルスティン・ダンスト、20代でリハビリ施設に入所した体験談を「シェアすることは大事」
2021年11月9日(火)12時30分 シネマカフェ
「27歳くらいになると、ほとんどの人が窮地に陥ると思うんです。脳の中でなんでもうまくいっていても、精神的にはこれ以上耐えることは無理。私は怒りを抱えていたんだと思います。その怒りをすべて抑え込んでいました。無意識にです」とふり返る。リハビリ施設での治療については、「私が言えることは、なにか(こういったこと)から抜け出すには、治療薬はとても役に立つということです。私は薬を飲むということに恐れを感じていて、長い間抵抗していましたが、必要なときはやはり助けを求めるべきです」と話した。
キルスティンは2010年に「New York Magazine」で初めてうつについて語った。2006年の『マリー・アントワネット』でタイトルロールを演じた際に「私は楽しんで演じたけれど、ひどい評価を受けた」こと、それによって傷ついている時期にハリウッド・ヒルズの邸宅で一人暮らしをしていたことで精神的に不安定になってしまったと明かしていた。