『モアナ2』新キャラ日本版声優に小関裕太、鈴木梨央、山路和弘、ソニン 楽曲「帰ってきた、本当のわたしに」歌唱映像解禁
2024年11月15日(金)6時0分 クランクイン!
本作は、第89回アカデミー賞、第74回ゴールデングローブ賞など数々の映画賞にノミネートされ、昨年配信サービスにおいて映画史上世界NO.1の視聴数となった『モアナと伝説の海』の続編。
前作の壮大な冒険から3年、少し大人へと成長したモアナは愛する家族や島の仲間たちとともに幸せに暮らしながら、今はまだ見ぬ海のどこかにいる“仲間”を探していたが、他の島で暮らす人はいっこうに見つけられていなかった—。そんなある日、人間を憎み世界を引き裂いた“嵐の神の伝説”を知ったモアナ。美しい海とこの世界に危機が訪れている事を知った彼女は「すべての海をつなぐ1000年にひとりの“導く者”」として、広い海を分断する呪いを解き、再び世界をひとつにするため“生きては帰れないかもしれない”ほど危険に満ちた海の果てへ向かう冒険に旅立つ—。
本作でモアナと一緒に冒険に出るのは、前作にも登場した風と海をつかさどる半神半人の英雄でモアナの相棒マウイ、元気いっぱいだけどちょっと怖がりなブタのプアやいつも神出鬼没で予測不可能なニワトリのヘイヘイだけではない。モアナとマウイが大好きな伝説オタクの青年モニ、天才肌の頼れる船大工の少女ロト、植物を愛する料理担当の老人ケレという新たな仲間が加わる。冒険を支える仲間たちとの友情や絆を通してさらに成長していくモアナにとって重要なキャラクターたちだ。
小関裕太が担当するのは、英雄として語られるマウイとモアナを“推し”のように大好きな青年で、島の歴史や神話に詳しく鋭い観察眼を持っており、モアナにとって頼もしい存在となる青年モニ。
小関は、モニ役に決まった時の心境を「信じられなかったです。オーディションを受けた時、キャラクターを掴むのが難しく、うまくできたのか不安でしたが、合格の連絡をもらったときはすごく嬉しかったです! 歌うキャラクターの声優に憧れがあって、いつかと思っていた夢が一つ叶いました」と喜びを爆発させた。
さらに「モニはマウイとモアナにすごく憧れを持っていて、未知なものに出会ってみたい、という興味が広く深いです。元気で前向きで明るく、小さな悩みがあっても見ていると元気をもらえるキャラクターです」と演じたモニの魅力を熱弁。
収録を振り返り、「キャラクターとして歌ってみて、収録がとても楽しかったです。耳に残って歌いたくなる、参加したくなる曲が『モアナと伝説の海2』にも登場していますし、その中でも特に明るくて、『旅って楽しいね』という気持ちを歌う楽曲に僕は参加しているので、とにかく楽しんでレコーディングを終えました」と明かした。
鈴木梨央が演じるのは、エネルギーに満ちあふれ、カヌーの最高傑作を作るため日々いそしんでいる天才肌の頼れる船大工の女の子で、モアナの冒険に欠かせない大きなカヌーを設計し、過酷で危険な状況に陥っても瞬時に対応するモアナの右腕的存在となるロト。
オーディション合格の知らせを聞いた鈴木は「純粋にすごく嬉しかったです。ロトは普段の自分とは違うところが多い子なので、最初はちょっと不安な気持ちがありましたが、どういう風にロトを演じようか考えているうちに一緒に冒険しているようなワクワクした気持ちになり、早くアフレコに臨みたいなと思いました」と喜びを明かした。
ロトの魅力については「自分が決めたものを信じて揺るがない気持ちを真っすぐ貫く女の子です。挑戦してみるしかない!というロトのひたむきな姿に胸を打たれました。モアナのことを一緒に引っ張っていく新しい仲間として心強い存在であれるように、自分なりにロトを演じましたので、見てくださる方に少しでも届いたらいいなと思います」とアピールした。
山路和弘が演じるのは、頑固で口数が少なく一風変わっているが、実は農作物や植物のことなら何でも知っていて頼りになる老人ケレ。歌が嫌いなケレは明るく前向きなモアナと初めは相いれないが、危険が待ち受ける冒険の中で、ケレの知識と経験によりモアナたちを支えるキャラクターだ。
本作への出演について山路は「お話をいただいたときは、世界中で愛されている『モアナと伝説の海』の続編に参加することが決まってワクワクすると同時に、『ついにこういう“じいさん”の役が来るようになったか!』と感慨深かったです(笑)」と語り、「ケレは、島に住みながらも水が苦手で泳げない、植物を愛する頑固者のじいさんです。最初はちょっといや〜な奴ですが、モアナたちに魅了されて、だんだんと前向きになっていく。お話が進むにつれてひょうきんな一面も見えてきたりして、とても可愛らしいキャラクターです。頑固者のケレがどんな変化を遂げていくか、楽しみにしていてください」と見どころを語っている。
ソニンが演じるのは、モアナたちが冒険の中で出会う、見た目は漆黒でコウモリのように舞い、モアナを惑わす存在として現れるマタンギ。モアナが使命を背負い大きな困難を乗り越えていく上で重要なカギを握る存在となる。
ソニンはマタンギ役に決定した時を振り返り、「電話で合格を聞いて、道端で叫びました! 全力で臨んだけど楽曲がすごく難しかったので、『まさか…!』と思って驚きと嬉しさがありました」と明かしている。
ミステリアスなマタンギのキャラクターについて、ソニンは「ちょっと妖艶でパワフルです。歌っているときもパワフルで、歌にもセリフにも前向きなエネルギーをくれるところがあります。マタンギは性格もフィジカルも軽やかなので、隣にいたと思ったら次の瞬間にはすごく離れたところにいたり、右にいたと思ったら左にいたりして、どこから現れるか分からない。だけど、プレッシャーをかけすぎず、さらっとモアナの背中を押すところがマタンギの魅力だと思います」と熱く語る。
また、「勇気を出していろんな道を迷いながら行くからこそ、信念が見つかることをマタンギが教えてくれます。危険な道に進む勇気を与えてくれる存在なんです。この物語とマタンギのキャラクターを通していろんな人に届くといいなと思います」と教えてくれた。
「帰ってきた、本当のわたしに」のスペシャル歌唱映像では、モアナ役の屋比久やマウイ役の松也ら日本版声優陣の歌声を一足先に堪能できる。物語の冒頭を飾る本楽曲は、モアナがはるかかなたの海へと航海に繰り出す自由に胸をふくらませ、自分の心のままに生きられることへの喜びを歌い上げており、ディズニー・ミュージカル作品のオープニングらしい一曲。そんなモアナが歌う楽曲を、今回は特別に日本版声優全員でハモリやコーラスも担当し歌い上げる特別な映像となっており、歌の実力は折り紙つきの彼らが紡ぐ美しいハーモニーが味わえる。
本作には物語を彩る新たな楽曲たちがほかにもたくさん登場するが、屋比久や松也はもちろん、本作で新たに参加する小関、鈴木、山路、そしてソニンも劇中で楽曲を披露する。
アニメ映画『モアナと伝説の海2』は、12月6日より全国公開。