“令和のカメレオン俳優”鈴木亮平が描く「理想の男性像」長期シリーズ化が期待される“ハマり役”
2024年11月22日(金)11時0分 週刊女性PRIME
「11月1日から鈴木亮平さんが出演している『外為どっとコム』のCMが放送開始。彼はほかにもスポーツくじ『MEGA BIG』や『キリンビール』といった複数の企業のCMにも起用されていますから、もはやテレビで見ない日はないほどの売れっ子俳優となりました」(スポーツ紙記者、以下同)
鈴木といえば今年4月にNetflix制作で配信された『シティハンター』で、主人公の冴羽獠を演じて“イメージどおり”と絶賛を浴びたばかり。
「2013年に女性用パンツを頭からかぶったヒーローが主人公の映画『HK変態仮面』の主演でブレイク。2018年にはNHK大河ドラマ『西郷どん』で主役の西郷隆盛を演じるために体重を100kg台に増量するなど、役づくりを徹底するタイプで、まさに“令和のカメレオン俳優”です」
作品ごとに印象を変えるのが持ち味の鈴木が、ついに“ハマり役”を見つけたようだ。
「2021年に鈴木さんが主演を務め、TBS系の日曜劇場で放送された『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』です。2023年の劇場版第1作に続き、2025年にも劇場版第2弾が公開されるのですが、実はすでに3作目以降も製作が決まっており、長期シリーズ化の予定で動いているようです」(制作会社関係者)
『TOKYO MER』は東京で試験運用された、オペ室搭載の緊急車両で駆けつける救命チームの活躍を描いた医療ドラマ。鈴木は屈強な肉体を持つ医師の喜多見幸太を演じている。
「鈴木さんは救命チームのリーダー。賀来賢人さんや菜々緒さんらが演じる救命隊員のメンバーと力を合わせて危険な現場に果敢に臨む、アツいドクターとして強い存在感を見せていました」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
『MER』に期待される長期シリーズ化
『TOKYO MER』長期シリーズ化について、ドラマを制作したTBSと、映画を配給した東宝に問い合わせるも期日までに回答はなかった。
「劇場版第1作は興行収入44億円を突破する大ヒットを記録しましたから、長期シリーズ化はうなずけます。また、ドラマの最終回で、MER(緊急医療車両)が全国に配置されることになり、日本各地を舞台にできるため、続編が作りやすいというのもシリーズ化の大きな要因なんだとか」
鈴木自身もインタビューで喜多見を“理想とする男性像”と語るなど役に対する思い入れは強いようだが、続編を引き受けるのにはほかにも理由があるようで─。
「ドラマ版の『TOKYO MER』の撮影期間はコロナ禍と重なり、出演者が感染するなど制作が困難を極めていたんです。撮影を成立させること自体が危ぶまれるような状況を乗り越えて作られた作品のため、鈴木さんを中心にキャストやスタッフの結束力も強いんですよ」
変化に富んだ演技力を持つ鈴木は、永久不変の仲間を得たのかもしれない。