『変な家』シリーズ、史上初のBOOK&文庫で2冠を達成【オリコン年間】

2024年11月27日(水)4時0分 オリコン

雨穴氏の『変な家2 ~11の間取り図~』(飛鳥新社/2023年12月15日発売)

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 雨穴氏の『変な家2 〜11の間取り図〜』(飛鳥新社/2023年12月15日発売)が、本日27日発表の『オリコン年間“本”ランキング』の単行本などの一般書籍部門「BOOKランキング」で、期間内売上74.4万部で1位を獲得。また「文庫ランキング」においても、『変な家 文庫版』が期間内売上58.1万部で首位となり、主要2冠(※1)を達成。自身初の年間1位、さらに同一著者が同ランキングのBOOK&文庫で2冠を達成するのは、史上初(※2〜4)となった。

 『変な家2 〜11の間取り図〜』は、上半期「BOOKランキング」に続き1位を獲得し、唯一の期間内売上70万部超えを達成した。雨穴氏の作品は、昨年11月30日発表の同ランキングにおいて、『変な家』が3位、『変な絵』が5位にランクインしていたが、今回が自身初の首位獲得となった。

 このほか「BOOKランキング」では、『変な家』が期間内売上42.0万部で5位、『変な絵』が期間内売上35.4万部で6位を獲得。同一著者の作品がTOP10に3作ランクインするのは、2021年以来、3年ぶりとなった。

 2023年12月に発売された本作は、2023/12/25付「週間BOOKランキング」で、週間売上4.9万部で1位に。その後も1/8付〜1/22付、2/19付、4/15付で1位を獲得し、通算6週で1位を獲得。8/19付の同ランキングでは登場35週で累積売上70万部超え(※5)を達成した。

 また「文庫ランキング」でも『変な家 文庫版』が、上半期に続き1位を獲得し、唯一の期間内売上50万部超えを達成した。

 2021年7月に単行本が発行され本作は、今年2月に文庫化された雨穴氏のデビュー作。2024/2/12付「週間文庫ランキング」で、週間売上2.7万部で自身初の1位を獲得。その後も好順位をキープし、7/1付で累積売上50万部を突破。初めて1位を獲得した2/12付から6/10付まで、18週連続でTOP5入りを記録した。

 なお『変な家』は、俳優の間宮祥太朗佐藤二朗のダブル主演で映画化され、今年3月15日に公開されている。

(※1)オリコン“本”ランキング 主要3部門は、BOOK・文庫・コミックの3ランキング。
(※2)オリコン年間BOOK、文庫ランキングは2008年度よりスタート。
(※3)オリコン年間BOOK&コミックランキングでは、2020年度に(原作)吾峠呼世晴/(小説)矢島綾の『鬼滅の刃 しあわせの花』がBOOK1位、吾峠呼世晴氏の『鬼滅の刃 18』がコミック1位を獲得し、2冠を達成している。
(※4)雨穴氏は、2024年のオリコン上半期ランキングで『変な家2 〜11の間取り図〜』がBOOK部門で1位、『変な家 文庫版』が文庫部門で1位を獲得し、2冠を達成している。
(※5)今年度は2023/12/4付〜スタート。

【集計期間】2023/12/4付〜2024/11/25付[実質集計期間:2023年11月20日(月)〜2024年11月17日(日)]

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