これはRPGやり込み派だっ!「葬送のフリーレン」わざわざ正規ルートを引き返してミミックに食われるフリーレンの本物感
2024年12月1日(日)8時0分 ABEMA TIMES
基本的にドライでクールな性格をしているフリーレン(CV:種崎敦美)だが、ダンジョンに関しては“やり込み勢”な熱い一面も!?「正規ルートは引き返す」という非合理的に感じられる選択に対して、ゲーマーたちから共感の声が寄せられた。
【映像】お約束のようにミミックに食われるフリーレン(16分10秒ごろ〜)
アニメ「葬送のフリーレン」第23話では、1級魔法使い選抜第2次試験として、未踏破のダンジョン攻略に挑むことになった。フリーレンは、フェルン(CV:市ノ瀬加那)と一緒にダンジョン内を進みながら、「そこの床、罠だから気をつけて」「ガーゴイルだ。動き出す前に倒すよ」など、冒険の先輩らしく的確なアドバイスを送っていた。ただ、フリーレンが「こっちは正規のルートっぽいから引き返すよ」と言い出したときは、さすがにフェルンも「なんで?」と不思議そうにしていた。
正規ルートを外れてあちこち探索する姿勢は、かつて一緒に旅した勇者ヒンメル(CV:岡本信彦)の「ダンジョンはひとつの階層を全て踏破してから次に進むものだ。冒険者の常識だぞ」という考えに影響されたものか、レアな魔導書に出会うためか……。
フリーレンの非合理的に思われる行動に共感した視聴者もいたようで、ネット上では、「正規ルートは引き返す RPGでは当たり前だな」「正規ルートに出たらいったん引き返すの分かりすぎて笑顔になった」「正規ルートを避けて調べ尽くすRPGムーブやめーや」「正規のルートは引き返すに決まってるんだよなぁ」と“やり込み派”らしきゲーマーたちから共感の声が寄せられた。ちなみに正規のルートを引き返した結果、フリーレンはまたもミミックに丸呑みされており、“虎穴に入らずんば虎子を得ず”を地で行く冒険スタイルなのだった……。
現在一挙配信中のアニメ「葬送のフリーレン」は、「週刊少年サンデー」で連載中の原作・山田鐘人氏、作画・アベツカサ氏による同名漫画が原作。魔王が討伐された“その後”の世界が舞台という斬新な設定のファンタジーで、数々の賞を受賞するなど絶大な支持と評価を得ている原作コミックスは既刊13巻現在で累計発行部数2200万部を超えている。2023年9月から2024年3月にかけて放送されたTVアニメは、毎話放送後関連ワードがいくつもXでトレンド入りするほどの盛り上がりを見せ大ヒット作となった。アニメ第2期の制作も発表されている。
※種崎敦美の「崎」は、正式には“たつさき”
(C) 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会