日曜劇場『御上先生』追加キャスト発表 吉岡里穂、北村一輝ら8名が出演決定

2024年12月20日(金)6時0分 grape

2025年1月からスタートするテレビドラマ『御上先生』(TBS系)。

主演の御上孝(みかみ・たかし)役に俳優の松坂桃李さん、そして生徒役が29名がすでに発表されています。

2024年12月20日、御上を取り巻く教師・官僚ら、物語の鍵を握るキャスト8名が情報解禁されました。

『御上先生』のカギを握るキャスト8名

『御上先生』は、完全オリジナルストーリーで、詩森ろばさんが脚本を担当。

東大卒のエリート文科省官僚の御上は、制度を作っている側にいても変えられない日本の教育の現実に気付き、現場から声をあげ、「制度の内部からぶっ壊せばいい」と自ら教壇に立ちます。

制度を作る側である官僚と、制度に苦しめられる側である教師の両方を兼ねる『官僚教師』が、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく物語。

豪華俳優陣が日曜劇場に出演決定!

今回発表となったのは、松坂さんが演じる官僚教師の御上と、御上が担任を務める出向先『隣徳学院』のたちに深く関わるキャストです。

俳優の吉岡里帆さん、迫田孝也さん、臼田あさ美さん、櫻井海音さん、林泰文さん、及川光博さん、常盤貴子さん、北村一輝さんの8名の出演が決まりました。

吉岡さんは、7年ぶりとなる日曜劇場の出演。隣徳学院3年2組の副担任・是枝文香役を演じます。

熱心で生徒からの信頼も厚い国語教師ですが、文科省から御上がやってきたことで大きな影響を受けることに…。

迫田さんが演じるのは、隣徳学院3年の学年主任・溝端完役です。

国家公務員試験に落ちた経歴を持つ溝端は、エリート官僚の御上が赴任してくることを面白く思っていません。御上に対して何を思い、どう接していくのかが見どころです。

12年ぶりに日曜劇場に出演する臼田さんは、養護教諭の一色真由美役を務めます。

注目の若手俳優・櫻井さんは、御上の文科省の後輩・津吹隼人役で出演。

日曜劇場への出演を重ねる林さんは、神出鬼没な男・中岡壮馬役を演じます。どんな人物なのか、御上たちにどんな影響を及ぼすのか注目です。

御上の上司で、文科省初等中等教育局局長・塚田幸村役に及川さん、元隣徳学院の教師・冴島悠子役に常盤さん、隣徳学院の理事長・古代真秀役に北村さんが決定。

プロデューサーを担当する、飯田和孝さんはこのようにコメントしています。

子供は大人の下に存在する、学生は大人の管理下にある、もちろん安全面など大体において正しいと思うのですが、欧米に比べてこの管理意識が異様に高いのが日本なんだそうです。

18歳から成人とされたにもかかわらず、この構図は変わる気配はありません。そしてこの構図が、『人のせいにする大人』を生み出しているとさえいわれています。

このドラマで、御上先生に影響を受けるのは、29人の生徒だけではありません。登場する大人たちも、御上先生の「考えろ」という言葉に突き動かされていきます。

学校、文科省、さまざまな場面で、御上先生の言葉を感じ、変化していきます。大人たちが、自分の弱さを認め、考えて、変化しようとする時、生徒と同じように大人も成長していきます。社会が抱える問題、私たち大人が見て見ぬ振りをしてきた問題に、この登場人物たちが向き合わせてくれます。

撮影が始まって2か月弱、大人のキャストが生徒を見る目は、子供に対しての目ではありません。一緒にシーンを構築していく俳優部として、切磋琢磨する仲間として、その場にいます。時にアドバイスを、時に場を和ませてくださるみなさんと生徒のシーンは、緊張感と温かさとが入り混じっている不思議な感覚があります。

『御上先生』で生徒たちを輝かせる大人たちの弱さや葛藤、嫉妬、執念、さまざまな感情に、自身を投影して、共感していただけたら嬉しく思います。

近年話題となった日曜劇場作品を担当してきた飯田プロデューサー。

新たな学園ドラマとなりそうな『御上先生』も話題になることでしょう。今から放送が楽しみですね!


[文・構成/grape編集部]

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