敵から当たりに行ってる…!?「機動戦士ガンダム」覚醒アムロの射撃スキル“予測撃ち”が説明不可能
2024年12月26日(木)22時0分 ABEMA TIMES
ライフルは敵を狙って撃つのではなかった……!!ララァ・スン(CV:潘恵子)が操るエルメスと対峙したアムロ・レイ(CV:古谷徹)は、ララァがサイコミュ誘導するビットを次々と撃破した。ニュータイプとして覚醒したアムロの、面白いように決まる“先読み撃ち”がたまらなく気持ちいいシーンは必見だ。
【映像】アムロがビットを撃ち落としまくる瞬間(10分37秒ごろ〜)
ニュータイプとして覚醒しつつあるアムロの意思に、ガンダムの機能はついてこれなくなっていた。そのためホワイトベースがソロモンに入港した際、モスク・ハン博士が完成させたマグネットコーティング理論をもとに、ガンダムの性能が強化された。
地球連邦軍はジオン公国軍の宇宙要塞ア・バオア・クーを攻略する「星一号作戦」を発動。ホワイトベースが遅れてソロモンを出航し、合流予定ポイントに近づくと、そこではすでに艦隊戦が始まっていた。合流時点ですでに3隻のサラミス級宇宙巡洋艦が撃沈されており、そのうちの2隻はララァのエルメスによって沈められていた。
連邦軍艦隊とキシリア艦隊が接触すると、再び艦隊戦が勃発。その後、戦闘はモビルスーツ戦へと移行した。するとガンダムはエルメスから遠隔操作されるビットの攻撃に翻弄されてしまう。しかし、アムロは意識を集中させることでビットの動きを正確に先読みし、その進む先にビームライフルを撃ち込むという離れ業で次々と命中させていった。
その命中精度は驚異的で、まるでビットのほうからビームライフルの弾道に飛び込んでいるのでは?と思えるほどだった。極めつけは、後方から攻撃を仕掛けようとしたビットを撃破した振り向き撃ち。命中した瞬間のポージングは最高に格好良く、現在でもSNSでフィギュアを使った再現写真がファンによって投稿されるほど人気が高い。
モビルスーツのような大きな機体を一撃で撃破するならまだしも、ビットのような小型兵器を正確に撃ち落とす反応の速さ、操作技術の高さは圧巻だ。さらに“先読み”までできるのだとしたら……。もしニュータイプが敵に回ったら、これほど恐ろしい存在はないだろう。
アニメ「機動戦士ガンダム」は1979年4月から1980年1月まで放送されたサンライズ制作のロボットアニメで、富野由悠季監督が手掛けた作品。“リアルロボットアニメ”という新ジャンルを開拓し、以後のアニメに多大な影響を与えた。放送当時の視聴率は振るわなかったものの、再放送や劇場版の公開で人気が急上昇すると、「ガンプラ」ブームも生まれるなど空前のヒットに。現在に至るまで数多くのシリーズやスピンオフなどの派生作品が制作され、高い人気を誇る。
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