鉄柵に足が凍りついて飛べなくなった小鳥 息で温められ無事に飛び立つ
2017年1月11日（水）15時55分 BIGLOBEニュース編集部
画像はYouTubeより
鉄柵に足が凍りついて飛び立てなくなった小鳥を、息で温めて救う動画が海外で話題になっている。
元日の朝、アメリカのアイダホ州に住むネルソン・ウイルソンさんは、水槽近くの鉄柵にとまっている小鳥を発見した。小鳥は羽を必至に動かすが、鉄柵から飛び立つことができない。小鳥の足は鉄柵に凍りついてしまっていた。雪で覆われた庭に置かれた水槽は、凍らないよう過熱されており、かねてから鳥の水飲み場となっていた。この日は、気温が0度近くまで冷え込んでおり、この小鳥は足が濡れたまま鉄柵にとまったため、そのまま凍結してしまったようだ。
ウイルソンさんは、まず小鳥が怖がって羽ばたかないように手で優しく包み、手の中で足を温めた。そして、小鳥の足に口を近づけ、温かい息で足と鉄柵を温める作戦に。すると、数秒ほどで片足ずつ剥がすことに成功、小鳥は元気に羽ばたいていった。この出来事についてウイルソンさんは、「楽しい気分で一年をスタートさせる機会」になったと語っている。
この動画は、公開から10日ほどで150万回以上も再生され、ウイルソンさんの救出劇に称賛のコメントが多数寄せられている。
