中国の四大鳥観察名所に渡り鳥飛来

2024年4月2日(火)8時30分 Record China

中国にはバードウォッチングに適した場所がたくさんあり、中でも遼寧省の鴨緑江河口、江西省の鄱陽湖、河南省の黄河湿地、雲南省の盈江は四大名所とされています。写真は鴨緑江河口。

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中国にはバードウォッチングに適した場所がたくさんあり、中でも遼寧省の鴨緑江河口、江西省の鄱陽湖、河南省の黄河湿地、雲南省の盈江は四大名所とされています。



長年の統計によりますと、毎年の3〜4月、オバシギやオオソリハシシギ、ダイゼンなど、約20万羽の水鳥が遼寧省丹東市の鴨緑江河口の沿海干潟に飛来し、羽を休めます。ここのオオソリハシシギはコシジロオオソリハシシギで、背中から腰までが真っ白な上に翼の下面もかなり白いのが特徴です。オーストラリア北部で越冬し、ロシアのシベリア北部で繁殖しますが、春と秋の移動の際、鴨緑江河口で羽を休めます。



鄱陽湖は中国ひいては東アジアにおける最大の渡り鳥の越冬地です。毎年100種類以上の渡り鳥が飛来し、その数は70万羽を超えます。[オオハクチョウ]



河南省三門峡ダム区では、毎年10月から翌年の3月にかけて、越冬のために訪れる白鳥が1万羽以上に上ります。山東半島の最東端にある栄成市の海沿いの浅瀬も、オオハクチョウの非常に重要な越冬地です。


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雲南省徳宏タイ族チンポー族(景頗族)自治州の盈江県では、冬に入ると北方から、イヌワシ、カラフトワシなど各種のワシのほか、ヨーロッパノスリ(タカ目タカ科ノスリ属)、ハイイロチュウヒなど、少なくとも560種に及ぶ鳥を観察することができ、バードウォッチングの発祥地である英国全体の鳥の数に匹敵します。ここは中国の「生きた鳥類博物館」とも呼ばれています。(提供/CRI)

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