孤独死する日本人は年間6万8000人、韓国の20倍=韓国ネット「韓国の未来」「安楽死を認めて」

2024年5月14日(火)23時0分 Record China

14日、韓国・京郷新聞は「年間6万8000人余りの日本人が自宅で1人で死亡しているとする日本政府の統計が発表された」と伝えた。資料写真。

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2024年5月14日、韓国・京郷新聞は「年間6万8000人余りの日本人が自宅で1人で死亡(孤独死)しているとする日本政府の統計が発表された」とし、「これは韓国の約20倍に達する規模で、『老人大国』日本の深刻な実態を表している」と伝えた。



警察庁は13日の衆議院決算行政監視委員会の分科会で、政府が進める孤独死の実態調査の結果の一部を公開した。それによると、今年1〜3月期に自宅で亡くなった1人暮らしの日本人は計2万1716人(暫定値)だった。この流れが年末まで続いた場合、約6万8000人の日本人が孤独死すると推計された。これは通報や医師からの届け出などを集計したもので、自ら命を絶ったケースも含まれるという。



記事は「日本で孤独死が増えている背景には、深刻化する高齢化現象がある」としている。今回の調査で、孤独死した計2万1716人のうち65歳以上の高齢者は1万7034人で約80%を占めた。年齢が上がるにつれて孤独死の規模は拡大し、85歳以上は4922人だったという。



日本の年間の孤独死の規模は韓国の約20倍に達するとみられている。韓国政府が22年に初めて発表した孤独死の実態調査の結果によると、21年基準で韓国の孤独死の事例は計3378人だった。韓国では21年4月1日に「孤独死の予防および管理に関する法律」が施行され、5年周期の統計調査が始まったという。



この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国の未来だ」「日本の現在の社会問題は韓国の10年後の問題、というのは有名な話」「もう少ししたら韓国はこれよりもっと深刻な状況になる。かなり出遅れたけど、今からでも対策を講じるべきだ」との声が寄せられた。



また、「1人で生きて1人で死んでいくことは別におかしいことではない。自然界で生きる動植物の全ての存在にとって当然のこと」「人間は1人で生まれて1人で死んでいく」「死ぬときはみんな1人。誰かが横にいたからといって寂しくないということはない」「どうせ結婚していようが子どもがいようが、孤独死する人はする。夫婦が同時に死ねるわけでもない。配偶者と死別後に子どもと一緒に暮らさない限り、1人で暮らして死ぬんだ」との声もあった。



このほか、「孤独死が問題?なら安楽死を認めてほしい。あまりに苦しいとき、あまりに寂しいときに楽になれるように」「僕も孤独死するだろう。その前に安楽死が認められてほしい」との意見も見られた。(翻訳・編集/堂本)

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