韓国の戒厳騒動に米国が激怒、高官級による対話は完全ストップ=韓国ネット「これ以上の罪はない」

2024年12月13日(金)18時20分 Record China

12日、韓国・JTBCは「尹錫悦大統領は『野党のせいで米韓同盟が崩壊する』と主張したが、実際のところ米韓同盟は尹大統領の内乱事態のために危機を迎えている」と伝えた。写真はソウル。

2024年12月12日、韓国・JTBCは「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は『野党のせいで米韓同盟が崩壊する』と主張したが、実際のところ米韓同盟は尹大統領の内乱事態のために危機を迎えている」と伝えた。



記事によると、米国防総省は韓国の戒厳騒動後に「(米韓間の)協力と対話は続いている」との立場を発表したが、米政府内の雰囲気は公式の立場とは「温度差が大きい」という。



外交安全保障政策に関与する米政府当局者は取材に対し、「(戒厳騒動後も)米韓間の高官級による対話は行われていない」とし、「戒厳の前にも後にも韓国政府から共有されたものがほとんどなかったため、米政府内では相当な問題意識を持っている」と明かしたという。記事は「バイデン大統領が相当な期間にわたり韓国の政治状況への言及を避けていることもそうした不満の表れだ」と分析している。



韓国外交部の趙兌烈(チョ・テヨル)長官は戒厳宣布後、駐韓米国大使からの電話に出なかったとされている。これについて趙長官は「状況が非常に緊迫していたため、誤った情勢判断や状況判断により米国をミスリードしたくなかった」と釈明した。趙長官は後日米国大使と直接会って状況説明もしたが、米国大使側の不満はかなり大きかったとされている。



この記事を見た韓国のネットユーザーからは「報告もせず戒厳令を宣布して米国を怒らせた。尹大統領は経済、国防、政治の全てに悪影響を与えた大統領として記録されるだろう」「米国同盟の根源である民主主義を否定するなんて」「1人の人間が国を崩壊させた。これ以上の罪はない」「韓国の歴史上最も無能で無謀な大統領」「米韓同盟を壊した尹大統領はスパイだ」「米国に媚(こ)びへつらって日米韓同盟を叫んでいたのに」「せっかく米国のためにゴルフを猛練習したのにね」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)

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