海外のウォレットがウィーチャットペイのコードスキャンで支払い可能に―中国
2024年12月18日(水)17時20分 Record China
中国で海外のウォレットがウィーチャットペイのコードスキャンで支払い可能になりました。
中国でますます増えている海外からの旅行客の間では、「支払いの際にはQRコードをスキャン」が便利な新トレンドになっています。12月17日からは、一部の海外のウォレット(決済用のモバイルアプリケーション)が中国国内で直接使用できるようになり、外国人旅行者が中国を訪問した際の支払いの利便性がさらに向上しました。
中国銀聯(ユニオンペイ)の国際事業子会社の銀聯国際とウィーチャットペイは17日に提携契約を締結し、中国銀聯と提携関係にある海外のウォレットが国内のウィーチャットペイのQRコードをスキャンして支払えるようにすると発表しました。これまでに中国香港、タイ、韓国、マレーシアなどの海外8機関のウォレットでこの機能が利用可能になりました。これらの海外のウォレットを持っているユーザーは中国入りしてから、海外のアプリケーションを直接使用してウィーチャットペイのQRコードをスキャンして支払いを済ませることができます。また、支払い時にはウォレットの通貨が自動的に人民元に両替されます。今後はさらに、中国マカオ、シンガポールなど多くの国と地域の海外機関のウォレットが続々に、この機能を付与されます。
海外の36の国と地域で銀聯と提携関係にあるウォレットは200種以上に達し、これらの決済用モバイルアプリケーションは世界中で銀聯のネットワークを使うことができます。(提供/CRI)