重慶-ビエンチャン自動車・オートバイ特別列車と越境長距離バス、初の連動運行開始
2024年12月26日(木)19時30分 Record China
重慶-ビエンチャン自動車・オートバイ特別列車と越境長距離バスが初の連動運行を開始しました。
陸海輸送向けの新チャンネルである越境鉄道の重慶自動車・オートバイ特別列車(中国重慶−ラオス・ビエンチャン)と越境長距離バスの初便が24日、それぞれ重慶市巴南区鉄道ターミナルの東環状線南彭駅、重慶南彭道路保税物流センター(B型)から連動して発車しました。重慶および中国西部地区の自動車とオートバイ産業に新たな国際物流ルートが切り開かれ、重慶とASEAN(東南アジア諸国連合)の経済と貿易を促進する上で、強力な原動力が注入されると見込まれています。
特別列車は主にオートバイの完成車と部品を輸送します。搭載貨物の価値はおよそ1000万元(約21億円)で、計30個の標準コンテナ(TEU)が中国−ラオス鉄道経由で雲南省磨憨(モーハン)口岸から出国し、5日後にラオスのビエンチャンに到着する予定です。同時に、オートバイの完成車と部品、電気機械製品を載せた越境長距離バスが重慶南彭道路保税物流センター(B型)から同方向に向けて出発し、4日後にラオスのビエンチャンに到着する予定です。鉄道と道路の相乗効果が期待されています。
オートバイ産業は重慶市の製造業の基幹産業の一つです。今年上半期の全市のオートバイ輸出台数は全国最多の221万4000台で、今年通年の生産量は600万台を超え、生産額は1000億元(約21兆円)を上回ると予想されています。(提供/CRI)